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大谷翔平(エンジェルス)
『MLB.com』は現地22日に同サイトで、データやスタッツ系の記事を得意としているサラ・ラングス記者による「オオタニによる素晴らしい最初の先発登板5試合に関する5つの事実」と題された記事を掲載したのだが、そこで明かされた内容が凄いことになっているのである。
同記者は、記事の冒頭で「今後も私たちがショウヘイ・オオタニにより驚嘆されられることがやむことはないだろう」と前置きした上で、今季の投手・大谷翔平による「防御率0.64、0.82 WHIP、被打率.092、被長打率.115」と言う数字を振り返った。
「さらに彼は4本塁打を放っており、これには今週ヤンキースタジアムで放った打球初速116.7マイル(187.8キロ)の1本も含まれ、ハードヒット率は50%を超えている」と、打撃面での数字にも触れ、次に列挙する5つの驚愕の事実を伝えた。
1つ目は、被打率.092と言う数字についてであり、記事によると「これは投手によるシーズン最初に先発登板した5試合としては(伝統的な先発投手に限定するため、最低10イニングを投げた投手に限定すると)、1893年にマウンドが現在の距離に動かされて以降では最少」であり、これまでの記録は「1999年のデビッド・コーンによる.102」だったとのこと。
驚愕の事実その2は被安打であり、記事によると「彼は打者105人と対戦し、わずか8安打しか許しておらず、これは1901年以降では、投手によるシーズン最初の先発登板5試合としては最少(最低20イニング)」とのことである。
そして記事では、その被安打のうちの長打について着目し、「その被安打8のうち、長打は2本のみで、どちらも二塁打だった」とした上で、「彼の被長打率.115は、(1916年以降で最低20イニングに限定すると)投手によるシーズン最初の先発登板5試合としては最少」と伝えている。
4つ目の点は「何もこれ(被安打の少なさ)は今に始まったことではなく、オオタニは昨季まで遡り、先発登板した直近9試合の被安打を3以下としている」ところであり、ラングス記者によると「伝統的な先発投手としては、1893年以降で2番目に長い連続試合記録であり、これを上回るのは2021年のジェイコブ・デグローム(10試合)のみ」とのこと。
記事が最後にフォーカスした驚愕の事実は、「オオタニは昨季の開幕以降、12試合で2桁奪三振をマークしている」点であり、これについてラングス記者は、「これは同期間ではMLB最多。繰り返しになるが、この男はボールを118マイル(190キロ)以上で打ってもいるのである」と綴っている。
J SPORTS 編集部
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