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野球 コラム 2023年4月16日

菊池雄星、6回4安打1失点で9奪三振。監督もチームメイトも快投を絶賛

MLBコラム by J SPORTS 編集部
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菊池雄星(ブルージェイズ)

髭を蓄えた左腕の好調は本物だ。ブルージェイズの菊池雄星は現地4月15日(日本時間16日)、本拠地ロジャースセンターでのレイズ戦に先発登板すると、6回94球を投げ、4安打1失点、9奪三振1四球の快投でチームを5-2の勝利へと導き、自身も今季2勝目を挙げた。

現地のスポーツニュースサイト『スポーツネット』は試合後、菊池の好投とブルージェイズの勝利を伝える記事を掲載し、この日の左腕のパフォーマンスについて、「今季3度目の先発登板となったキクチは最高の状態だった」と評した。

その上で、チームメイトであり、この試合でマスクを被ったダニー・ジャンセンによる「彼は最高だ。彼は素晴らしい投球を持っているし、彼は競争者なんだ。彼ほど自分自身の標準を高く設定している人はいない。彼はこのオフシーズンから春にかけて猛烈に練習してきた。シーズン序盤の彼は、これまでのところ最高だ」とのコメントを添えた。

そして、「キクチは95マイル(152.9キロ)の速球でアタックしつつ、スライダーとチェンジアップで打者のタイミングを狂わせた」とこの日の投球内容を要約した。

さらに記事では、この試合で94球のうち67球のストライクを投じた菊池について、「彼は安定的にストライクを投げた」とした上で、「これはMLBのエリートチームの1つに対する最良のシナリオだ」と評価した。

一方、『MLB.com』でブルージェイズを担当するキーガン・マセソン記者は、試合後に投稿した菊池の快投を伝える記事の冒頭で、「三振を奪う度につま先でくるくる回ってガッツポーズを繰り出すユウセイ・キクチの土曜のパフォーマンスには、喜びが感じられた」と、出色の投球を見せた左腕の様子を表現した。

また、記事によると、試合後、ジョン・シュナイダー監督は、「気に入ったね。彼はこれまでとは違ったやり方で臨んでいる。この春に積んだ取り組みが、そのまま身を結んでいる。彼には自信がある。自信を持った投手は危険なものだ。彼は今、その状態なんだ」と菊池を絶賛したとのこと。

目下、MLBで最高の勝率を誇るレイズをねじ伏せた菊池。次の標的は、同じく同地区のライバル、ヤンキースとなる。

J SPORTS編集部

J SPORTS 編集部

 

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