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野球 コラム 2023年4月9日

千賀滉大、本拠地デビュー戦はチケット完売。6回3安打1失点6奪三振で2勝目

MLBコラム by J SPORTS 編集部
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千賀滉大

ニューヨーク・メッツの千賀滉大がMLBの舞台で極めて順調な滑り出しを見せている。現地4月8日(日本時間9日)、本拠地シティフィールドで、前回対戦したマーリンズを相手に、今季2度目の先発登板に臨んだルーキー右腕は、6回90球を投げ、3安打1失点、6奪三振3四球と好投し、無傷の2連勝で本拠地デビューを飾った。試合は、主砲のピート・アロンゾやエドゥアルド・エスコバーによるホームラン攻勢で終始リードしたメッツが5-2で勝利している。

地元紙『ニューヨーク:ポスト』は試合後、電子版に「メッツがエドゥアルド・エスコバーの本塁打とコウダイ・センガの好投を使ってマーリンズを撃破」と題した速報記事を掲載し、右腕による好投を「センガはMLBキャリア2度目の先発で前回に引き続き、またもマーリンズを支配。6回を投げ、散発の3安打、3四球に抑えつつ、6奪三振をマークした」と要約した。

その上で、「彼はトレードマークの『ゴースト・フォークボール』(16球を投げ、一度もインプレーに打ち返されなかった)よりも、速球(40球)を頼りとした」と、投球内容について振り返った。

一方、『MLB.com』のデビッド・アドラー記者は同日付で「シティがゴーストさながらのセンガによる最高の紹介を受ける」と題した記事を投稿し、「ジャンボトロンにはゴーストフォークのアニメーションが流れた。外野席には、ゴーストフォークの「K」(奪三振)カウンターが登場した」。

「イニング間にはゴーストフォークに関するトリビアが開陳された。新しいゴーストフォークのグラブもあった」と、本拠地の様子を記した上で、「そした、マウンド上には、シティフィールドでのデビューを果たしたコウダイ・センガがいた」とし、続けて「初めて生でゴーストフォークを見ようと、チケット完売となった4万2306人の観客が詰め掛けるなか、センガはメッツの一員としての2度目の先発登板で、またも珠玉の投球を見せた」と右腕の本拠地デビューを伝えた。

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