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野球 コラム 2023年3月6日

MOBYのWBC取材ノート ~POOL Aをとことん楽しもう!~

野球好きコラム by オカモト"MOBY"タクヤ (SCOOBIE DO)
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【投手】
昨年はロングリリーフとしてキャリアベストの投球を見せた大谷翔平のチームメイト、ハイミ・バリア(エンジェルス)を筆頭に、MLB2年で57登板のジャスティン・ローレンス(ロッキーズ)、19年にショートから投手に転向し転向1年でMLBまで上り詰めた経歴の持ち主ハビー・ゲラといったMLB組が中心となるでしょう。MLB通算8年271登板のランドール・デルガド(ドミニカ)、同じくMLB通算2年34登板のセベリーノ・ゴンザレス(パナマ)といった経験ある投手から、マイナー組織や台湾、パナマリーグで投げる若手で構成されています。

【野手】
投手陣に比べると、層の薄さは否めないのが正直なところ。とはいえ、このチームの軸になるのが昨年MLBで101試合出場11本塁打、レイズの正捕手クリスチャン・ベタンコートというのは頼もしいです。そしてMLB通算663試合出場、メッツの正遊撃手を務めたこともあるルーベン・テハダ(米独立L)を中心に、MLB球団別のプロスペクトに名を連ねる若手、そしてパナマリーグでプレイする選手たちは全体的に四球を選び、足でかき回し、バントも多用する傾向にあります。また複数ポジションを守れる選手も多いのが特徴。日本に次いで高校野球が盛んな国といわれるパナマですから、やはり全員野球が持ち味なのでしょうか。

<まとめ>
実力拮抗、注目選手も多数出場、見どころ満載なことは間違いありません。ここでポイントとなるのは、やはり投手起用になってくるかと思います。
今回の1次ラウンドでは、
・1試合につき65球まで(打席中に到達の場合はその打者の打席完了まで)
・1試合50球以上投球した場合は、中4日を空けなければならない
・1試合で30球以上、また2日連続で投げた場合は、中1日を空けなければならない
となると、レベルの高いエース格の投手が抑えたその後を担う、後続の投手たちの踏ん張りが重要になってきます。エース格には抑え込まれたけれども、交代した後の投手だと一気に球が見やすくなって大量点に繋がる、なんてことが予想されるからです。
球数にも注目しながら、かつてない大混戦が予想されるPOOL A全10試合、
皆さんも是非楽しんでいただければ幸いです!

文・オカモト"MOBY"タクヤ (SCOOBIE DO)

オカモト"MOBY"タクヤ (SCOOBIE DO)

1995年結成、"LIVE CHAMP"の異名を持つロックバンド「SCOOBIE DO」のドラマー兼マネージャー。
MLBコメンテーターとしても精力的に活動し、J SPORTS「MLBミュージック」メインMC、そして2023年シーズンからMLB中継の解説を担当予定。2022年4月には初の著書『ベースボール・イズ・ミュージック~音楽からはじまるメジャーリーグ入門』(左右社)を出版。MLBに関するラジオ出演や執筆活動も多数。2021年にはテレビ東京系ドラマ『生きるとか死ぬとか父親とか』で俳優としてもデビュー。

SCOOBIE DO http://www.scoobie-do.com/
Twitter: @moby_scoobie_do
Instagram: @moby_scoobiedo

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