【オリックス好き】圧巻！10レーンある日本最大級のブルペン！

　

始まりました、春季キャンプ！
1月の取材で、球団職員の花木聡さんに春季キャンプの注目ポイントも教えていただいたし、とにかく見られるだけいろんなもの見て帰るぞ！と意気込んで、大阪から車で約10時間。1泊2日でオリックス・バファローズの春季キャンプ地・宮崎市清武総合運動公園に行ってきました。

滞在初日（第1クール4日目)は、特に私が応援している比嘉幹貴投手の背番号がブルペン表にあったため、絶対に見逃すまいと心に誓って前日、キャンプ地へ向かって運転しながらワクワクしていました。

到着後、まずは日本最大級のブルペンへ。

噂には聞いていたけれど、ち、近いー！久しぶりに見る比嘉投手の投球は更なる進化をも感じる力強さ。ボールを投げているところを見られるだけで充分だったのに、試合では絶対に見ることができない動きまで見られるとは(感泣)

比嘉幹貴投手

これは多分『次シンカー行くよ』とキャッチャーの頓宮裕真選手に伝えるガチョーンの手！知らんけど(笑)。30球ほどでブルペンを去る姿も、さすがベテランと言った感じです。

え、ちょっと待って。今日最初に入っていた田嶋大樹投手、まだ投げてるやん！うそん！ひゃっ、100球越えた！！開幕戦先発への意気込み？その球数にいろんな想像が膨らみます。横で投げてる黒木優太投手も手を真っ赤にしながら相当な球数。先発転向への熱意が伝わってきて痺れました。

田嶋大樹投手

黒木優太投手

一人一人全ての投手が気になって、こうなるともうブルペンから離れられません。
投球の専門的なことはよく分かりませんが、いつもと違う近さから見る投手陣のかっこよさに完全にハートを打ち取られて、翌日も私はまたブルペンに足を向けました。

滞在2日目(第1クール最終日)。

圧巻！

この日は始まって間もなく10レーン全部埋まり、まさに圧巻！キャッチャー陣も総出で豪華絢爛！もはやフェスです。ブルペンフェス！WBCに向けて調整中の山本由伸投手、宮城大弥投手、宇田川優希投手も三人揃い踏み。「まっすぐー！」という山本投手のまっすぐな声が響き渡り、ミットにボールが収まる気持ち良い音も絶え間なくて迫力満点。

山本由伸投手、若月健矢選手

誰が誰の球を受けているのかもやっぱり気になるところですが、この日は山本由伸投手と若月健矢選手の2022年・最優秀バッテリー賞のコンビでした。

頓宮裕真選手、釣寿生選手

また、新加入の森友哉選手が積極的にいろんな投手の球を受けて、若手投手にも丁寧にアドバイスされてる姿に、心の中で「ようこそ」と何度もつぶやきました。川瀬堅斗投手と釣寿生選手バッテリーのバッターボックスに立って、二人を同時にサポートしていた頓宮裕真選手にも期待が高まります。

ロジンの雲が！

選手の一挙一動に今シーズンを占いながら見るブルペン。
あーこりゃ今日もここから離れられないなーと思いながら、ふと天井を見ると『ロジンの王子様』こと山崎福也投手の頭上に、なんとロジンの雲が出現。

なんて幻想的なんでしょう。
え、これもしかして夢の中？って思ってしまったぐらい幸せな時間を過ごせました。

まだまだ春季キャンプは序盤戦。これからシーズンに向けて、いろんな変化や進化を目撃できることでしょう。それを踏まえてシーズンを見たいという欲望が沸々と。
春季キャンプ、もう一回見に行き来たいなぁ。

《追伸》
身軽に動きたいけれど、やっぱり持って行ってよかった！
「春季キャンプのおすすめ持参グッズベスト3」を紹介します。

第3位：デジカメ
(見るのメインと思ってても、珍しい光景ばかりでやっぱり写真は撮りたくなる！)

第2位 ：メイクの上から使える日焼け止め

第1位 ：双眼鏡
(全員でのウォーミングアップでお目当ての選手を探すのにとっても便利！私はオートでピントが合うものが楽で良かったです。8倍率で充分見えました)

※写真は全て石原さんにて撮影

文：石原 祐美子（チキチキジョニー）