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野球 コラム 2022年9月18日

大谷翔平、投打規定数でMVPを目指すだけでなく、9月は投を封印する選択肢もあったのでは?

MLB nation by 豊浦 彰太郎
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大谷翔平

2022年メジャーリーグ公式戦もいよいよ大詰め。その中での最も大きな話題のひとつが、ア・リーグのMVP争いだ。現地9月15日現在、57本塁打で1961年ロジャー・マリスのシーズン61本のア・リーグ記録を塗り替える可能性が極めて高いアーロン・ジャッジ(ヤンキース)と、ベーブ・ルース以来104年ぶりのシーズン10本塁打&10勝どころか、34本塁打&12勝の大谷翔平(エンジェルス)の一騎討ちと見られている。

近年のMVP選出において大きな評価軸となっているWAR(Baseball-Reference版)では、9.1対8.1でジャッジが優っている。また、マリス超えは単にリーグ記録というだけでなく、能力増強剤の力を借りていないと思われる記録の中での最多となることにも意義がある。一方で、リアル二刀流のインパクト(成績そのものではない)も、さすがに昨季には及ばない。

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しかし、その状況下でも大谷には大きな訴求ポイントになり得る可能性が残っている。言うまでもなく、投打両方での規定数到達だ。打者の規定打席にはすでに達している。問題は投球回数だ。年間162イニングスに到達するにはあと21回。この先登板は4度と見られており、平均5.1回をこなさねばならない。これは決して不可能ではないが、楽観視もできない。

もし、打席と投球回の両方で同一年度で規定数に到達すると、これは空前にして絶後であり、ジャッジの最終本数に関わらず、MVPに選出される可能性は高いのではないか。

しかし、個人的には別のオプションもあったのでは、との思いが拭えない。それは、疲労の蓄積が来季以降へ影響を及ぼすことを懸念し、8月いっぱいあたりで今季の登板をシャットアウトする、というものだ。

エンジェルスは今季は開幕からガンガン飛ばしたが、それも5月下旬から大失速した。大谷が大活躍した試合すら落とすことが多く、ネットでは「なおエ」という言い回しが話題になった。

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