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広島好きコラム
3位阪神との直接対決に3連敗で自力クライマックスシリーズ消滅、かと思えば2位横浜DeNAに球団52年ぶりとなる本拠地での同一カード3試合連続完封勝ち。残り16試合、厳しい状況が続きますが、まだまだ楽しみはありそうです。
今回は奇跡の逆転優勝を狙う横浜DeNAを27イニング無得点に抑えた投手陣から。先発陣は、甲子園では8月30日に森下暢仁が6回無失点。2四球でピンチを招いた6回には佐藤輝明、大山悠輔、代打のマルテを全て空振り三振で仕留める圧巻の投球を見せました。
31日の九里亜蓮は4回途中4失点、9月1日の野村祐輔は5回3失点と結果を残せませんでしたが、マツダスタジアムでは不振に苦しんだ3投手が、立て続けに久々の勝利を挙げました。
初戦は8月12日以来の一軍登板となった大瀬良大地が、7回無失点で7月1日以来の勝ち星となる8勝目。第2戦の遠藤淳志も7回無失点で5月25日以来の4勝目。第3戦の玉村昇悟は6回無失点で4月7日以来となる今季2勝目をマークしました。
リリーフ陣は、ストッパーの栗林良吏の出番は1試合のみ(もちろん無失点)でしたが、ケムナ誠が3試合に登板して無失点で2ホールドを記録。矢崎拓也は2試合無失点で『8回の男』復活をアピール。2試合無失点で1ホールドのルーキー松本竜也は、登板試合数が栗林に次ぐ、チーム2位の40試合に到達しました。
4人の先発投手が6回以上を投げて無失点の好結果を残した中、MVPはやはり大瀬良でしょう。阪神戦3連敗で崩壊寸前チームを救った快投は、まさにエースと呼ぶにふさわしい姿でした。
マクブルームが16打席無安打の不振で4番を外れ、代役の西川龍馬も6試合で1打点と主軸に元気がなかった打撃陣ですが、コロナ離脱から復帰した1、2番コンビが高い数字を残しています。2番でスタメン復帰し、トップバッターとして5試合に出場した野間峻祥は、2日に3安打猛打賞を記録するなど、出場6試合中5試合で安打を記録し、週間打率.333をマークしました。
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