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ダルビッシュ有、今季最長の力投も負け投手
パドレスのダルビッシュ有は現地8月18日(日本時間19日)、本拠地ペトコパークでのナショナルズ戦に今季11勝目を期して先発登板すると、抜群の制球と効果的な投球が光り、8回まで相手打線を1点に抑える好投を披露。
しかし、打線の援護に乏しいまま、1-1の状況で9回一死1・2塁としたところで降板すると、クローザーのジョシュ・ヘイダーが救援に失敗し、右腕の力投をふいにしてしまう。ヘイダーは死球、四球、犠牲フライとして、ダルビッシュの出した走者2人を本塁に返してしまい、パドレスは1-3でシリーズ初戦を落とした。結局、ダルビッシュは8回1/3を投げ、5安打3失点、6奪三振無四球で今季の成績を10勝7敗、防御率3.39とした。
現地のニュースサイト『タイムズ・オブ・サンディエゴ』は試合後、「ダルビッシュは珠玉の投球も敗戦の責を負わされる」と題した記事を掲載。
冒頭で「もし人生が公平ならば、木曜に9回途中まで長続きしたユウ・ダルビッシュは、ワシントン・ナショナルズと対戦した試合で、敗戦するかもしれない立場には身を置かなかっただろう」と前置きした上で、「しかし、人生は公平ではなく、彼はその立場に身を置き、負け投手となった」と、右腕についたアンフェアな敗戦について伝えた。
記事によると試合後、終盤の継投策についてパドレスを率いるボブ・メルビン監督は、「あれについて、私は正しくあるべきだったが、そうではなかった」と述べたとのこと。また、記事ではヘイダーがここ9日間投げておらず、登板間隔が開いてしまったことについて、「それが(結果に)出てしまった」と伝えている。
一方、現地局『CBSスポーツ』は同日付で「パドレスのユウ・ダルビッシュは不運な負けでチクリとやられる」と題した速報記事を掲載し、その中でこの日の右腕のパフォーマンスについて、「ダルビッシュは8回終了まで1失点と素晴らしかった」と振り返った。
そして、「ダルビッシュは投球数を低く抑え、9回もマウンドに上がるも、この回に対戦した最初の3人の打者のうち2人に単打を許したところで降板となった」と、降板の場面について伝え、「ダルビッシュはこれで3連敗となったが、彼はその間、比較的良いピッチングをしており、20回1/3を投げ防御率3.98、20奪三振1四球としている」と、直近3試合の成績を振り返った。
【 #パドレス 】 #ダルビッシュ有 が今季最長8回1/3の力投
— MLB Japan (@MLBJapan) August 19, 2022
敗戦投手とはなりましたが、6つの三振を奪うエースの投球を見せました#日本人選手情報https://t.co/EJpY18Nefw pic.twitter.com/CihmKj0aRh
J SPORTS 編集部
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