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練習でキャッチボールする山本
ワールドシリーズ連覇の王者が本調子から遠い。ロサンゼルス・ドジャースは5月12日(日本時間13日)のサンフランシスコ・ジャイアンツ戦に2-6で負け、今季ワーストタイの4連敗。エースの山本 由伸投手(27)は7回途中、5失点で3敗目(3勝)を喫した。
「数字よりも感覚は良いと思います。自分の中でもダメなところは明確に分かっています。今日のピッチングも負けたので、あまり(多くのことは)言えないですけど本当に紙一重の内容だったかな、と思います。もう少しですね」
山本は自己ワーストの3被弾。わずかに甘く入った投球をオーバーフェンスされた。
「今日はボール自体はすごく良くなったと感じましたし、自信を持って投げていけるボールもありました。ただ、(打たれた本塁打の)1本目はカットボールがちょっと甘くなりましたし、どちらも8、9番に打たれた本塁打だったので、より意識して投球すれば結果は変わっていたと思います。ピッチングの基本をより大切に、また取り組みたいと思います」
メディア対応する山本
無四球だったように制球力は安定していた。山本のいう「もう少し」とは、思い描く投球ができる状態まで「もう少し」の調整が必要、ということだろうか。6回1/3で93球を投げた。三者凡退は3度。7回は連打で無死1・3塁のピンチを招き、1死を取って交代した。2番手のトライネンが、2人の走者を返し、5失点が記録され、防御率は3.60となった。
「ボールは前回と比べて良いボールは増えたと思います。ただ、結果的にはすごく悪かったので、ちょっとしたことだとは思いますけど、登板を重ねるごとになんとか良いピッチングができるように頑張ります」
メジャーのトップとしてハイレベルを見据えているからこそ、ノーミス投球を目指す。失投せず、チームが勝利する投球。次回の登板では、山本の言った「もう少し」をいかに埋めるか、調整するか。
ナ・リーグのサイ・ヤング賞を狙える実力はある。しかし、ピッツバーグ・パイレーツのポール・スキーンズ投手(23)は防御率1.98と抜群の投球を続けている。そして、チームメートの大谷 翔平投手(31)は、メジャートップの同0.97を誇る。
身近には切磋琢磨できる最高のライバルがいる。由伸は、毎日のルーティーンに集中し、次のマウンドに向かう。
文/写真:山田結軌(MLBジャーナリスト)
山田 結軌
1983年3月生まれ、新潟県出身。立教大時代にJ SPORTSの野球班でプロ野球中継の現場でスコアブックを書くアルバイトを経験した。サンケイスポーツに2007年4月入社、阪神、広島、楽天などを担当し、2016年2月より大学時代から夢みたMLB取材を続けている。2025年2月に18年間務めたサンケイスポーツを退社しフリーに転身。
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@YamadaMLB
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