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野球 コラム 2026年5月12日

佐々木朗希、緩やかな成長曲線の先に

MLBコラム by J SPORTS 編集部
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コーチやスタッフに見守られ練習する佐々木

今後に期待を抱かせる上々のピッチングだった。

ロサンゼルス・ドジャース佐々木 朗希投手(24)は5月11日のジャイアンツ戦(ロサンゼルス)で7度目の先発。5回0/3を投げ、6安打3失点、5三振だった。最速は、今季最高タイの99.5マイル(160.1キロ)をマークした。

「自分のボールをまず操れないと、配球とかそういう話になってこないと思うので、そういった意味ではある程度計算できるボールが今日は多かったので、そういうのが続いていけば結果もどんどん良くなっていくと思います」

メジャーリーグ中継2026

91球中、ストライクは60球でストライク率66%だった。2四死球はあったものの、ストライクを投げることに苦戦する以前の姿はなかった。

13連戦の4戦目。先発投手には、多くのインングを投げ、連戦の序盤でリリーフ投手陣の登板過多を避けたい狙いもあった。5回終了時点で81球。理想的なペース配分だった。試合後のロバーツ監督は「6回1失点で終われるような内容だった」と実際の数字よりも高評価を与えた。

左肩を痛め、出遅れていたスネルが復帰した。腰を痛め負傷者リスト(IL)に入っている右腕、グラスノーが先発ローテに戻ることになれば、誰かが先発から外れる。佐々木が、その入れ替え要員になる可能性もある。だからこそ、1登板の結果と内容がローテ生き残りのためには必要だ。

「まずはしっかりその(配球の)要求に応えられる状態に、毎試合そういう状態に持っていく準備が必要かなと思います。キャッチャーのサイン通りに投げられるようにそういうコントロールのできる状態に準備するように引き続きやっていかないといけない」

試合後にメディア対応する佐々木

試合後、クラブハウス外でのメディア対応。米メディアから「目指すメジャーリーグの投手にどれくらい近づいているか?」と問われた。

「いや、まだまだ全然…全然ほど遠いと思います」

周囲が認める高い潜在能力がありながら、今の段階では開花、という状態ではない。朗希自身も、もっと活躍できるイメージを抱いていたはずだ。成長速度は遅い、と自覚している。

「時間自体は僕の中でだいぶかかっていますし、ずっと苦しい状態ではある。ただ、その中でも色々な気づきがあるので、そこを目指して(練習を)積み重ねていくことでしか(前に進むことは)無理なので、自分の実力が足りなかったらそれで終わりですし、チャンスがある限り頑張るだけかなと思っています」

レベルアップのペースは、これから上がる。佐々木の取り組み次第でペースアップさせることができる。今できることに集中する。次回登板に向け、調整し、勝利を目指す。

文/写真:山田結軌(MLBジャーナリスト)

J SPORTS編集部

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