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ジャイアンツ戦に向け、ブルペン投球する大谷
ロサンゼルス・ドジャースの大谷 翔平投手(31)が5月13日(日本時間14日)、サンフランシスコ・ジャイアンツ戦に中7日で7度目の先発。7回4安打無失点、2四球、8三振の好投で3勝目(2敗)を挙げた。防御率0.82は両リーグ1位に浮上した。
まだ5月中旬とはいえ、サイ・ヤング賞の期待が高まる。しかし、試合後の日米メディアへの対応は、打撃についての質問も多かった。大谷のメディア対応は、基本的には登板日に限られる。だからこそ、スランプの打撃にも焦点が当たった。
「今のところケガなく来ているのはいいことですし、オフェンス側でそこまでチームの助けになっている場面が少ない。そこがしっかりと自分の納得できる形に戻ってくれば、よりチームに貢献できるのではないかと思っています」
投手として、ドジャース移籍後は初めてのフルシーズン。10月のポストシーズンを見据えて、疲労の管理をしなければいけない。大谷はこの日、3登板連続で投手専念。14日(同15日)のジャイアンツ戦は、DHで出場せず、2試合連続で打線から外れる。
5月11日に屋外フリー打撃練習する大谷
「いろんな人と話しながら、休みを入れる時は入れながら。昨日の最後の打席なんかは比較的良かったと思うので、明日のオフを利用しながら、自分の納得できる形を(試合に)出た時にできれば、(スタメンから外れる日を)有効に使えるのではないかと思っています」
DHでは、ここまで43試合に出場し、打率.240、7本塁打、5盗塁。強打者の基準となる長打率と出塁率を足した数値であるOPSは.797だ。並の打者なら、まずまずと言える数字だが、大谷基準では低迷、と評価されてしまう。12日(同13日)には、12試合&53打席ぶりの本塁打となる7号ソロを放った。
「いろいろ変えながら、自分がしっくりくる動作を探しながらやっている感じ。それが良かったからといって長く続くかは分からないですし、良くなることよりも継続することの方が難しい場面は多いので、明日みたいな日を使いながら、より長く(よい感覚を)継続できるような日にしたいと思っています」
大谷の希望は、先発投手の日も打線に入ることが本望だろう。それこそが、二刀流選手だ。しかし、自分の成績とチーム方針も理解しながら、打線でのスタメン外を受け入れている。
バットが本調子を取り戻せば、相手の脅威になることは間違いない。先発投手の練習と打者としての練習。毎日、試合に出場する準備を進めながら、体力をマネジメントしなければいけない難しさがある。
米メディアとの質問では「年齢を重ねて、二刀流の負担が難しくなってきたと感じるか?」と聞かれた。ほんの少し、ニヤリと笑みを浮かべて答えた。
「そうですね、う~ん。今が一番いいと思っていますし、まだまだ若いと思っているので、頑張りたいなと思っています」
投手としてのハイパフォーマンスを維持しながら、打棒復活に向かう。
文/写真:山田結軌(MLBジャーナリスト)
山田 結軌
1983年3月生まれ、新潟県出身。立教大時代にJ SPORTSの野球班でプロ野球中継の現場でスコアブックを書くアルバイトを経験した。サンケイスポーツに2007年4月入社、阪神、広島、楽天などを担当し、2016年2月より大学時代から夢みたMLB取材を続けている。2025年2月に18年間務めたサンケイスポーツを退社しフリーに転身。
X(旧:Twitter)
@YamadaMLB
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