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野球 コラム 2022年7月21日

【ハイライト動画あり】技巧派左腕の投げ合いと9番打者のホームラン、NTT東日本がヤマハに勝利。都市対抗野球 1回戦

野球好きコラム by 大島 和人
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ヤマハ vs. NTT東日本

第93回都市対抗野球大会は7月18日に開幕し、本日が4日目。第2試合はヤマハ(浜松市)とNTT東日本(東京都)の1回戦だった。

NTT東日本は沼田優雅、ヤマハは佐藤廉と揃って技巧派左腕が先発。試合は引き締まった投手戦となる。NTT東日本は1回裏、ヒット2本と四球で3人が出塁したものの、盗塁失敗などもあって得点できない。

ヤマハは3回表、二死から9番・川邉健司がレフトにソロ本塁打を放ち先制。試合の主導権を得た。ヤマハの先発・佐藤は130キロ前後の小さく沈む変化球が有効で、2回以降はほぼ完璧な内容。

NTT東日本の先発・沼田も3回の被弾後は好投を続けていたが、7回二死1・2塁で降板した。NTT東日本は2番手に三宮舜を起用し、この回のピンチを切り抜ける。

NTT東日本は7回裏、連続三振で簡単に二死を奪われたが、8番・伊東嵩基がライト前安打で出塁する。ここで9番・保坂淳介はレフトに逆転2ラン本塁打を打ち込み、一気の逆転に成功した。

NTT東日本の2番手・三宮は明治安田生命から補強された左腕で、昨年は東京ガスの補強で都市対抗制覇を経験しているベテラン。彼が悪い流れを断ち切り、一人の走者も許さぬ好リリーフを見せる。両チームの9番打者が一発を放つ珍しい展開だったが、NTT東日本が逆転でヤマハを下し、2回戦進出を決めた。

◆試合結果

ヤマハ|0 0 1 0 0 0 0 0 0|1
NTT東 |0 0 0 0 0 0 2 0 X|2

◆投手

・ヤマハ :●佐藤廉、水野匡貴
・NTT東:沼田優雅、○三宮舜

文:大島和人

都市対抗野球2022

【ハイライト】1回戦 ヤマハ vs. NTT東日本

大島 和人

大島 和人

1976年神奈川県で出生。育ちは埼玉で現在は東京都町田市に居住。早稲田大学在学中にテレビ局のリサーチャーとしてスポーツ報道の現場に足を踏み入れた。卒業後は損害保険会社などの勤務を経て、2010年からライター活動を開始。現在はサッカーやバスケ、アマチュア野球など多彩なボールゲームの現場に足を運んでいる。Twitter(@augustoparty

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