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野球 コラム 2022年7月14日

【ハイライト動画あり】大谷翔平、6回1失点12奪三振で9勝目。またもチームの連敗をストップする

MLBコラム by J SPORTS 編集部
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大谷翔平、2桁勝利に王手

エンジェルスの二刀流スター、大谷翔平がまたもリアル二刀流で先発出場した試合でチームの連敗を阻止した。

大谷は現地7月13日(日本時間14日)、本拠地エンジェルスタジアムでのアストロズ戦に「1番・投手兼指名打者」で先発出場すると、マウンド上ではリーグ最強打線を相手に6回105球を投げ、4安打1失点、12奪三振2四球と支配的な投球を見せた。

さらに打席では2回に2点適時三塁打を放つなど、自身のバットで自らを援護し、チームを7-1の勝利に導いた。大谷はチームの連敗を5で止めるとともに、自身の今季成績を9勝4敗とした。

『MLB.com』でエンジェルスを担当するレット・ボリンジャー記者は、「『メガスター』オオタニ(12K)がヘイローズの歴史においてノーラン・ライアンの仲間入り」と題した記事を投稿(ヘイローズはエンジェルスの愛称)。

その冒頭で「ここ1ヶ月間で、二刀流スーパースターのショウヘイ・オオタニを止めるものはなかった」とした上で、この試合でも12奪三振、2打点と投打で躍動したことから、「2シーズン連続で、投手と打者の両方でオールスターに選出されたオオタニは、このところマウンド上と打席の両方で、断然物凄いことになっていたが、彼はその驚異的なパフォーマンスをアストロズに7-1で勝利した試合でも継続させた」と大谷のプレーを要約した。

記事では、「彼のマウンド上での支配は6月9日から始まり、これで先発登板した直近6試合の成績を6勝無敗に向上させ、防御率は僅か0.45で、この間、39回2/3を投げて58奪三振を積み上げた」と、先月上旬から始まった投手・大谷の支配的な投球を振り返った。

そして、「オオタニはエンジェルス史上、4試合連続2桁奪三振を達成した2人目の選手として、殿堂入り選手であるノーラン・ライアンの仲間入りを果たした」と伝えた。また、記事によると「偶然にも、オオタニは1972年6月27日の敵地ミネソタでのライアン以来となる、三塁打を打ったエンジェルスの先発投手となった」とのこと。

また記事によると、この試合の敵将であり、ドジャースタジアムで開催される今年のオールスターゲームでアメリカンリーグを率いることになるダスティー・ベイカー監督は、大谷を球宴での先発投手候補の1人と考えているとした。

その上で、二刀流スターについて「彼は単なるオールスターではなく、メガスターだ。攻撃的選手でトップの1人であり、トップの投手の1人でもある。そして、彼は賢い。彼のプレーぶりを見ても分かることだが、彼は才能に恵まれていて、しかも賢いのだ」と賛辞を述べたとのこと。

ア・リーグ最強打線を力と技でねじ伏せた『メガスター』。次回マウンドに上がるのは、ドジャースタジアムのオールスターゲームだ。

J SPORTS編集部

J SPORTS 編集部

 

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