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野球 コラム 2021年6月29日

「結束力で世界の頂点へ」侍ジャパン トップチーム 稲葉篤紀監督 独占インタビュー

野球好きコラム by J SPORTS 編集部
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選手には思い切ってプレーをしてほしい

侍ジャパン トップチーム稲葉篤紀監督

―「2019 WBSプレミア12」ではメンバーに入っていなかった柳田悠岐選手(福岡ソフトバンクホークス)は、特に代表に対する強い思いがあると聞きました
(稲葉)周りからは聞いていましたが、春季キャンプの時に柳田選手と室内練習場で会った時に「ぜひ選ばれるように頑張ります!」と力強い言葉を言っていただけました。嬉しい言葉を聞けたなと。その中で今シーズン素晴らしい活躍をしていますし、代表発表会見でも言った「スピード&パワー」を具現化してくれる選手です。柳田選手を何処に置くのかも含めて色々考えていきたいですね。足も速いし肩も強いので、もちろん中心選手であることには変わりはないです。

―打線としては「1番」を大事にしているのは変わらずですか?
(稲葉)はい、それは変わりません。代表選手を見た時に、送りバントは誰ができるかなと凄く考えていて。バントもできるバッターを何処に入れるか、そこも実は凄く悩んでいます。プレミア12では全員にバント練習をしてもらいました。どうしても1点が欲しい時もありますし、今回も全員にバント練習をしてもらいます。

―今回の東京五輪で選手に求めたいことを教えてください
(稲葉)特に求めることはなく、思い切ってプレーをしてほしいです。五輪という舞台は、いつも以上に緊張感あふれます。自分のできることをそのままやってくれればいいと思います。

―稲葉監督が選手の背中を押してあげると
(稲葉)それはもちろんです。我々首脳陣の役目だと思ってますので。

―東京五輪での勝敗のポイントはどこになりますか
(稲葉)今回は夏場のデーゲームもありますし、緊張感もある中で体力の消耗も速いと思うんです。投手を代えるタイミングですね。あとは勝ち負けによって試合がどうなるか分からないという戦い方の難しさがあるので、五輪の日程を全て考えた中での投手起用方法は1つポイントになるかなと思います。

目標は金メダル

侍ジャパン トップチーム稲葉篤紀監督

―2017年に就任してから4年間、監督として得たもの、大切にしてきたことを教えてください
(稲葉)コミュニケーションです。選手とどれだけ会話するか、どれだけこちらの想いを伝えていくかということを大事にやっていきました。
どちらかというと僕はそんなにコミュニケーションをとることが上手くないんですよ・・・。結構人と話すのも緊張しますし、今も凄く緊張しています(笑)
それでも自分の想いを伝えたり、選手としっかりコミュニケーションをとって稲葉という人物を少しでも分かってもらうという。そこはこの4年間でやってきたことですし、これからも大切にしていきたいです。

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