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MLBで初のサヨナラ打
エンジェルスの大谷翔平は、4番・指名打者で出場した現地4日(日本時間5日)の本拠地アストロズ戦で、メジャーで初となるサヨナラ打を放った。
この試合で同僚のマイク・トラウトが球団タイ記録となる通算299号本塁打を放ったことから、『MLB.com』でエンジェルスを担当するレット・ボリンガー記者は、同日付で投稿した試合の速報記事を「トラウトが通算299号でエンジェルスの本塁打記録に並ぶ」と題しつつ、その副題を「スラッガーの記念すべき夜をオオタニが初のサヨナラ打で締め括る」とした。
記事の中でサヨナラのシーンについて、「9回にリードを手放したエンジェルスは、11回にオオタニがライト前にタイムリーヒットを放ち、この回を二塁で自動ランナーとしてスタートしたトラウトを生還させたことで勝利した」と振り返った。
さらに「オオタニは試合中にスタンスを微調整し、打席内でより立たせるようにしたと述べたが、彼はこれがブルックス・ラリーから試合を決める一打を放つ上で助けとなったことを確信している」と伝えた。
記事によると、試合後、大谷は通訳の水原氏を介し、「もちろんこの結果には満足していますが、最後の2打席の感じ方により満足しています。あれを続けて行くことができれば、物事は好転すると思います」と述べたとのこと。
なお、ボリンガー記者は同日付で「オオタニは21年に外野手の肩書きも加えるかもしれない」と題した記事を投稿し、「エンジェルスの二刀流選手であるショウヘイ・オオタニは、今季、多様性増加のため、一塁でゴロを捌き、外野でフライを捕球する練習を行っている」と報告。
その上で、「オオタニはケガのため、今季は野手として出場することはないが、2021年のどこかの時点で実現するかもしれない」と来季、大谷が外野手として出場する可能性を示唆した。
J SPORTS 編集部
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