人気ランキング

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

メルマガ

お好きなジャンルのコラムや
ニュース、番組情報をお届け!

メルマガ一覧へ

コラム&ブログ一覧

野球 コラム 2020年2月24日

筒香嘉智、デビュー戦。初安打、選球眼、そしてジョーク

MLBコラム by J SPORTS 編集部
  • Line

この春、レイズで最も注目度の高い新戦力の筒香嘉智が、実戦デビューで安打を放つ上々のスタートを切った。

『MLB.com』でレイズを担当するフアン・トリビオ記者は、現地23日に行われたヤンキースとのオープン戦デビューで単打を記録した筒香について「見事な春のデビュー後にツツゴウがジョークを飛ばす」と題した記事を投稿し、次のように伝えている。

「ここ2週間にわたり、レイズのキャンプを見てきたほとんどの人が、米国における最初の試合に出場するヨシトモ・ツツゴウを見ることを楽しみにしてきた。

日本で10年に及ぶ素晴らしいシーズンを過ごしたツツゴウは、遂に日曜の試合で米国デビューを果たし、シャーロット・スポーツパークでタンパベイがヤンキースに9-7で勝利した試合で、1打数1安打とし、単打と四球を記録した」。

「ヒットを打って出塁できたのはヨシにとって良かったし、左翼ではやり易そうに見えた」とレイズのケビン・キャッシュ監督は述べた。

「仮に彼が2打数無安打だったとしても、我々の彼に対する感じ方は変わっていなかったから、1打数1安打で1四球という内容でそこまで何かが変わるわけではない。

でも、彼にとっては良いことであり、選手には常に成功してエンジョイしてもらいたいものだし、彼はそれができたと思う」。

第1打席で規律を見せた筒香は、2球見送ると、ヤンキースのデイビッド・ヘイルの投じた対応可能なボールを弾き返した。筒香の打った強い打球はヘイルのグラブに当たると、そのままセンターへと抜けた。

しかしながら、筒香の第2打席は見事さでこれを上回った。彼はニック・ネルソンの投じたタフな2球を見送ったのであるが、そのうち1球はカウント2-2から投じた、軌跡の大部分がストライクゾーンにあるカーブだった。その1球後、筒香は四球を選んだのである。

「2つの国のストライクゾーンは違うと思いますし、ここでは違う球速を見てきました」と筒香は通訳のルイス・チャオを介して述べた。「これは最初の試合なので、それを自分の目で確かめたいと思っていました」。

筒香は守備面でも独自性を見せた。ケビン・キアマイアーと筒香は外野で既に良い関係を築いており、日曜はそれが垣間見えた。

キアマイアーと筒香は、4回にタイロ・エストラーダが左中間に打ち上げたフライを対処する際、確固としたコミュニケーションを見せたのである。そのプレーは、試合後、筒香からジョークを引き出したほどである。

「外野で僕以外であれだけ速く走る人はこれまで見たことがありません」と筒香は冗談めかして言った。

「外野では彼にかなり助けられているので、彼の隣でプレーできて嬉しいですね。彼はどこに位置取りすべきか言ってくれます。ですので、彼が隣にいるのは本当に嬉しいです」。

ゴールデングラブ賞3度受賞のキアマイアーは、筒香が真摯にアドバイスを受け入れることに感銘を受けている。更にキアマイアーは、すんなりと(メジャーの野球へ)移行すべく、筒香がどれだけ会話しようとしているかに満足している。

「これまでは、彼の打力についてばかり聞いてきたけれど、彼は外野で居心地良さそうにしているよ」とキアマイアー。「彼は守備面でも多くの人々を驚かせることになると思う」。

J SPORTS編集部

J SPORTS 編集部

 

  • Line

関連タグ

あわせて読みたい

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

ジャンル一覧

人気ランキング(オンデマンド番組)

J SPORTSで
野球を応援しよう!

野球の放送・配信ページへ