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野球 コラム 2018年6月13日

【オリックス好き】バファローズの勝敗を左右するデータは「四球-与四球」

野球好きコラム by 藤原 彬
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「○○がタイムリーを放った試合は×勝△敗」や「リード時に○○と××が継投すれば勝率△△」…。

開幕から2ヶ月以上が過ぎて各チームの戦い方がある程度定まり、各種サンプルも増えてきたことで、シーズンも様々な傾向が見えてくる中盤戦に突入した。

ファンにとって最も気になるのは、ひいきチームがどのような条件を満たした時に勝ちが近付くかではないだろうか。そこで、今季のバファローズ「勝利の法則」を探ってみたい。

まず、ここまでのチーム成績を振り返ると、光るのがリーグトップの防御率3.57だ。投手に責任がある要素で構成された疑似防御率「FIP」の3.62は、防御率以上に他球団よりかい離して優れている(1.02 - Essence of Baseball参照)。

見かけ以上にクオリティの高い投手陣の投球内容を分解すると、制球力の良さが目に付く。与四球率2.59は12球団でもベストの数値だ。

ところが、対称的に打線全体が記録している四球率7.7%はリーグワーストとなっている。

「与えない強み」と「選べない弱み」が両極端なまでに同居し、チームの特徴を表すこの指標にこそ、ヒントが隠されているのではないかと考えた。

「20勝8敗1分、勝率.714」

単純に、今季のバファローズが「四球-与四球」の数でプラスを記録した試合の結果を調べてみると、案の定、高い勝率が浮かび上がってきた。

3・4月は7勝6敗1分だったが、5月以降に限ると13勝2敗で勝率.867となっている。対象の試合では5月10日のファイターズ戦を最後に負けがない。逆にマイナスを記録した試合では「6勝19敗、勝率.240」だった。

以上を要約すると「四球を選んで、かつ与えなければ勝つ確率がグッと高まる」だ。

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