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日本時間28日(現地27日)に実現する見込みだった、大谷翔平と田中将大の投げ合いが持ち越しとなったのは既報の通り。
これは、エンジェルスが大谷の負担を考慮して、登板を回避する決定を下したためであり、これについて、ソーシア監督は「彼は大丈夫。仕事量のマネージメント。それだけのこと」とコメント。
また、ロサンゼルスタイムスによると、エプラーGMは今回の決定について、「私は投手の仕事について最大限の敬意を払っている。彼らは試合が終わると、最も疲労している選手たちだ。90球、95球、100球、105球、110球、115球、120球と投げるのだから、私はものすごい仕事量だと思う」。
「その上、(大谷は)打撃練習や(打者として)試合に出るのだから、一個人にとってはかなりの仕事量だ。我々は、それに気を留めようとしている。我々はスケジュールを理解している。単純にそういうこと」と述べたとのことである。
打者としての出場はあり得るとのことで、打者対投手としての大谷・田中対決は実現の可能性を残しているが、日本にファンにとって、両者の投げ合いが持ち越しとなったのは至極残念なことである。
そして、それはニューヨーカーもそれは同じらしい。ニューヨークの地元紙「ニューヨーク・ポスト」は、現地24日付で「エンジェルスがショウヘイ・オオタニとマサヒロ・タナカの対決をぶち壊した」という記事を電子版に掲載。
題名の主語を明確にすることで、プンプン憤っている様が感じられる。しかし、そんなタイトルとは裏腹に、記事本文には至って平静に事の次第が記されており、「マサヒロ・タナカvs.ショウヘイ・オオタニはまたの機会に」と幾分残念さを滲ませている。
試合に出ないことが敵地の地元紙でこれだけのニュースになるのだから、この記事から、東海岸での大谷に対する注目度の高さを窺い知ることができる。
J SPORTS 編集部
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