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サッカー フットサル コラム 2021年2月18日

新シーズンの注目は川崎の連覇。スーパーカップでG大阪はどのように川崎を封じるのか?

後藤健生コラム by 後藤 健生
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最大の懸念材料はACLの負担だが、その意味でも選手層が厚い川崎だからこそ、乗り切ることは可能なのではないだろうか。

パンデミックがいまだに収まっていないため、今年のACLのグループステージは例年のようなホーム&アウェー方式ではなく、4月後半から5月にかけてセントラル方式で行われることが決まっているが(開催地は未定)、例年のようなホーム&アウェー方式に比べれば、参加チームにとっての負担は小さいのではないか。

ホーム&アウェー方式であれば、グループステージの間に3度の海外遠征が必要になる。毎週末のリーグ戦を戦いながら、ミッドウィークに気候も違う海外に遠征を繰り返すのはかなり大きな負担となる。だが、セントラル方式なら4月から5月に全試合を終わらせてしまえるので、海外遠征を繰り返す必要がなくなる。

もちろん、ACL出場チームはその間のゲームを他の時期に消化しなければならないので日程は厳しくなる。つまり、ミッドウィーク開催が増えて連戦が多くなるのだ。しかし、国内遠征であれば海外遠征に比べて負担は少なく、YBCルヴァンカップに出場するクラブと比べても負担はそれほど大きくないはずだ。

ACLのグループステージが開催される時期とその前後をうまく乗り切れば、大きな影響は受けないのではないだろうか。

川崎では守備的MFの守田英正が海外移籍を選択し、レジェンドの中村憲剛が引退した。だが、それ以外の主力選手は残留し、守田の代わりにはJリーグ経験者であるジョアン・シミッチが入ったので、戦力の大幅ダウンはないだろう。

三笘薫や旗手玲央、田中碧といった若手の成長も考えれば、川崎は昨年並みもしくはそれ以上の戦力を持つと言っていい。

ただ、Jリーグというリーグは、相手のことを研究して相手の良さを消すような“戦術的サッカー”を仕掛けてくるチームが多い。だからこそ、Jリーグでの「連覇」は非常に難しいことなのだ。

たとえば、一昨年優勝の横浜FMは昨年は9位と低迷してしまった。そこには、ACLの負担とか、負傷者が続出したこといったような外部的な要因も多かったが、同時に対戦相手が横浜FMの弱点を研究して、そこを衝いてきたということもあった。

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