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スキー コラム 2023年3月8日

小林陵侑 実力あふれる銀メダル獲得

鳥人たちの賛歌 W杯スキージャンプ by 岩瀬 孝文
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いよいよ終盤戦に突入するW杯

3月には、久しぶりにRAWAIRシリーズが始まる。

RAWAIRは、ノルウェー地元選手が活躍するための試合と揶揄もされるが。そこでしっかりと名を残したくもある。

田舎の質素な街リレハンメル、大都市オスロ濃霧のホルメンコーレン、そして、関連として改修が済んだトロンハイムは伊東大貴(雪印メグミルク)が得意としたジャンプ台で2025年には当地で世界選手権が開催される。トロンハイムでの世界選手権開催は1997年以来であり、あのときは荻原健司さん(現・長野市長)と原田雅彦さん(雪印メグミルク総監督・全日本スキー連盟副会長)が見事に金メダルに輝いた。

“飛ばせ台”として名高いフライングのビケルスンでは、女子のフライングが初開催される。いよいよ、ルンビvs.伊藤有希‘の“ロングジャンパー対決”が見られる。

小林陵侑はどこまでロングジャンプで魅せてくれるのであろうか、それが今から楽しみでならない。今回の世界選手権では鳴りを潜めていた格好のグラネル、尻上がりに好調なリンビク、意地を見せるフォルファンに髭がピンと伸びるヨハンソン、精悍なタンデらが果敢に地元ノルウェーの台を飛び出していく。

いよいよシーズンは、終盤戦を迎える。

注目のW杯個人総合優勝争いはだが、安定の強者クバツキ(POL)はフライングではそこまで伸ばせない選手である。そのような状況下では競り合いになりそうな雰囲気がありつつも、グラネルの独壇場になりそうとの気運に満ちている。

文・岩瀬孝文

岩瀬 孝文

ノルディックスキージャンプの取材撮影は28年以上、冬季五輪は連続5回、世界選手権は連続12回の現地入り取材。スキー月刊誌編集長を経て、2007札幌世界選手権では組織委員会でメディアフォトコーディネーターを務めた。 シーズンに数度J SPORTS FIS W杯スキージャンプに解説者として登場。『冬はスキー夏は野球』という雪国のアスリートモードにあり、甲子園の高校野球や大学野球をつぶさに現場取材にあたっている。

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