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スキー コラム 2018年1月12日

第4回『バドミッテンドルフ魅惑のフライング』

鳥人たちの賛歌 W杯スキージャンプ by 岩瀬 孝文
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オーストリアチーム

底力があるオーストリアチームがクルムでの巻き返しを狙う

ヴェリンガー

このところ表彰台の常連となったヴェリンガー(ドイツ)<左>

オーストリアが復調するのはここバドミッテンドルフが絶好の場になる。地元の英雄クラフトとハイバックは大声援を受けて気迫のジャンプになる。それだけに大観衆の期待を胸になんとしても表彰台をものにしたい。
一発があるノルウェーは、そのものバイキング精神で飛ばしてくる。勇者ファンネメルを軸に、フォルファンとタンデらの若手長身ジャンパーに注目。このクルムとオーベルスドルフ(ドイツ)のフライングをこなし、そして3月のRAW AIR最終戦ヴィケルスンのフライング台で世界記録と上位独占を狙う。
実力あるドイツは転倒したフライタクの復帰に現在コンスタントに表彰台に上がっているヴェリンガーの躍動に注目だ。
そしてチーム力が上向きなポーランドチームが、ジャンプ週間個人総合優勝のストッフを中心にひとケタに幾人も入ってくるようであれば、いよいよ王道を進むことになりそう。

日本選手は変化ある風の様子を見ながら、あまり無理をせずに飛んでいくことが肝要。また、風の状況次第では葛西紀明の勝負師としてのハートに火がつくことになる。さらには小林潤志郎と陵侑兄弟はどれくらいの飛距離を出してくるのか、そういう期待感もある。

ここは長距離フライトを競うシャンツェというよりは、確かなテクニックを有し艶やかに飛び抜けていくロングジャンプがみられるフライング台。
各国の有力選手たちのより細やかなフライトテクニックを堪能したい。

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