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スキー コラム 2015年3月13日

艶やかな丘ホルメンコーレン = W杯スキージャンプ ホルメンコーレン(ノルウェー)プレビュー

鳥人たちの賛歌 W杯スキージャンプ by 岩瀬 孝文
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その扇を開いた形の斬新なラージヒル台に特徴がみられるホルメンコーレン。
かつて、90年代に葛西紀明(土屋ホーム)と欧州の人気選手アンドレアス・ゴルドベルガー(オーストリア)が幾度にもわたり雌雄を決した伝統あふれるジャンプ台だ。

オスロ市内から白塗りのスタートハウスがきれいに眺め上げられ、ホルメンコーレンの丘として観光名所になっていた。ここにクロスカントリーの名門ロングコースとスタジアムがあり、その周回コースの南側にどっしりと構えるのがLHシャンツェだった。

特別な警備に守られた国王ファミリーがしばしば観戦に訪れ、軍楽隊が整然と太鼓を打ち鳴らして行進をする。また以前であれば選手のスタートを知らせるために、美しい音色のホーンが1回鳴らされていた実に情緒あふれる台である。

いまや3月恒例のW杯ノルディックトーナメントは、フィンランドのラハティとクオピオ、ノルウェーのトロンハイムとホルメンコーレンの4試合でひとつのタイトルゲームとしていた。これは年末年始のジャンプ週間と同様に約1週間のうちに4試合をこなす、いわばシーズンの仕上げで、なかなかタフになるゲームだった。

今月、日本チームは幸先よく、ラハティで団体戦3位の表彰台に上がった。
これであの風が乱れに乱れ続けていた2015ファルン世界選手権の鬱憤を思う存分に晴らしてくれた。現在の日本は実力ある強国、それはその確かな証明でもあった。

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