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フランス男子12年ぶりの歓喜。欧州王者シャオイムファ「世界選手権に向けてすぐに練習に戻ります!」| ISU欧州フィギュアスケート選手権2023 男子シングル レビュー
フィギュアスケートレポート by J SPORTS 編集部全力を使い果たし氷上に突っ伏したブリッツギは、逆転でメダルをつかみとった。一方でSP6位と、初の欧州選でやはりとてつもない衝撃を起こしたウラジーミル・サモイロフ(ポーランド)は、最終グループの緊迫感に飲み込まれてしまったか。FSでは大きく崩れてトータル17位に沈んだ。
また今季2戦目で故障して以来、長らく封印していた4Tを復活させた一方で、ケヴィン・エイモズ(フランス)は3Aに苦しんだ。SPは1回転となりノーバリュー。それでも演技構成点で他を大きく圧倒したおかげで、SP4位で切り抜けた。しかしFSでは冒頭の4回転でお手つきがあった上に、続く3Aからのコンビネーションでミスが出た。調子を立て直せぬまま、本来得意のはずのピンでもレベルが思うように取れなかった。逆転のメダルはならず。自己最高タイのトータル4位に終わり……悔し涙でフィンランドを後にした。
1年前の銅メダリスト、デニス・ヴァシリエフス(ラトヴィア)にとっても、悔いの残る大会となった。SPはコンビネーションジャンプで回転不足を取られた以外は、すべてを小気味好く、颯爽と演じた。堂々3位につけ、2年連続のメダルも現実的に可能だった。ただ1年前はFS冒頭の4Sを、4分の1回転不足で切り抜けたが、今回はダウングレードが取られた。その後のジャンプでも苦戦は続いた。ただ氷上の表現者にとって、なにより痛手だったのは、コレオシークエンスが「ノーバリュー」判定だったこと。基礎点3点+GOEを失い、表彰台の場所を守るどころか、5位へと陥落してしまった。
開幕前にはシャオイムファと並ぶ優勝候補に上げられていたダニエル・グラッスル(イタリア)は、最終的に6位で大会を締めくくった。イタリア選手権で失意を味わった後、ロシアで急遽トレーニングを積んだが、ジャンプの感覚を取り戻すことは出来なかった。それでも最後まで戦い抜き、笑顔でFSを滑り終えた。
文:J SPORTS編集部
J SPORTS 編集部
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