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フィギュア スケート コラム 2022年10月24日

臨機応変に対応するパラアリーナの今| 町田樹のスポーツアカデミア 【Repotage:東京に誕生したレガシーの今】

フィギュアスケートレポート by J SPORTS 編集部
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N:もともとここは船の科学館の土地を借りる形で運営しています。この土地は博物館事業=船の科学館の事業を行うために固定資産税的にも優遇されているような側面があります。東京都さんとも協議をして、2021年をもって解体することは既定路線でしたが、オープンして多くのパラアスリートの方に利用していただきました。「ぜひ存続を」という非常に強い多くの声があり、それをもとに関係者と再協議をしたところ、1年ごとに延長を認めるといった形で認められて、無事に運営ができている状況です。

M:実際に選手がこれだけ活躍すれば、長く存続していくのではないかと確信していますし、育ってほしいと願うばかりなんですけれども、先ほどの施設紹介の中で、例えば洗面所の下を削るといったように、オープンしてから分かった改善点も迅速に反映されています。ほかにもオープンした後に選手の声を取り入れた部分はあるのでしょうか。

N:例えばで、このエントランスにはもともとソファーがなかったんです。休憩や選手間同士のコミュニケーションを取る場がなかったこともありまして、2019年に設置に至りました。

M:オープンした当時は、ここはガラーンとしたスペースだったんですね。

N:はい。別競技や別チーム同士の交流が生まれづらかったんですけど、ソファーが1つあると、ここを起点にしてコミュニケーションが生まれることもあります。アスリート同士の交流も生まれている形ですね。

M:おそらくこれからも、そういう場所が見つかったり、新たな問題だったりが出ると思いますが、都度、柔軟に施設を使いやすいように改善しながら運営していくということですよね。

N:そうですね。我々も作って終わりというわけではなく、運営してみて、あるいは利用していただいて、その上で気づくことも多々ありますので、可能な限り修正、改善していきたいと思います。

M:なるほど。私たちがやっぱ知り得ないことや分かり得ないことってたくさんあります。それを整理して、この施設に全て反映させていくことをサポートセンターの方々ができるから、こうやって柔軟に動けるんだなって思うんですよね。

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