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輝かしい未来を夢見る若手フィギュアスケーターたちの共演! | ISU世界ジュニアフィギュアスケート選手権2022 プレビュー
フィギュアスケートレポート by J SPORTS 編集部またトルグレンは3回転アクセルに挑戦し続けてはいるものの、今季本番ではダウングレード止まりなのに対して、渡辺はすでに全日本で3回転アクセルを決めている。住吉は練習では4回転ジャンプも成功させているという。世界の大舞台でも、2人が力強いジャンプを披露さえすれば、きっと結果は自然についてる。
女子の層が年々厚みを増していく韓国からも目が離せない。14歳ジア・シン、15歳アスン・ユン、そして今季NHK杯9位の17歳ソヨン・ウィが参加する。
■ペア
カリーナ・サフィナ&ルカ・ベルラワ組(ジョージア)が、参加全10組の中で、絶対的な優勝大本命。今季ペアを結成したばかりの2人は、欧州選手権4位、冬季五輪9位、世界選手権4位と、すでにシニアの大舞台でハイレベルな成績を残している。パーソナルベストも、他の強豪ジュニアペアと比べて40点近くも高い。普段のどおりのパフォーマンスを出すことさえ出来れば、ジュニア世界一の称号は自然と手に入るはずだ。
結成2年目のブルック・マッキントッシュ&バンジャマン・ミマール組(カナダ)は、1月にバヴァリアンオープンJr部門を制覇した。ジュニアとして戦う最後の大会(シーズン開幕前の7月1日の時点で女性19歳未満・男性21歳未満)も、ポジティブな結果で締めくくって、来季のシニア転向にはずみをつけたい。
ウクライナ生まれのアメリカ代表アナスタシア・スミルノワ&ダニロ・シーアニツィア組は、祖国の平和を願いつつ、本気の表彰台獲りを宣言。一方でウクライナ代表ヴィオレッタ・シエロワ&イヴァン・コブタ組は、2月末以降、おそらくスケートが最優先ではない日々を過ごしてきた。本来であれば表彰台を狙える実力を有する2人にとって、今大会は、せめて未来に向けて一歩を踏み出す機会となって欲しい。
■アイスダンス
來田奈央&森田真沙也組
ロシアと肩を並べるアイスダンス大国であり、21世紀に入ってから8組のカップルを表彰台の最上段に送り込んできたアメリカ。2大会連続優勝を目指して、今回も強豪3組と共に乗り込んでくる。
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