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フィギュア スケート コラム 2022年1月31日

チャ・ジュンファンが韓国史上初の快挙!友野一希と三浦佳生も堂々のメダル獲得「存在感を見せられた」(三浦) | ISU四大陸フィギュアスケート選手権2022 男子シングル レビュー

フィギュアスケートレポート by J SPORTS 編集部
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「これほど大きな国際試合で銅より上のメダルを取ることは、多分初めての経験です。自信にもつながりますし、もっともっと上に行きたいという気持ちが、自分の中にあります。この試合の経験を、だからこそ、次のシーズンに活かしていきたい。もっともっと成長したい」

日本男子は4大会ぶりに、2人を表彰台に送り込んだ。初メダルを手にますます奮起する23歳友野に続いて、3位に飛び込んだのは、ISUチャンピオンシップ初出場の三浦佳生だった。

今季の全日本ジュニア王者にして、全日本シニア4位の16歳は、難構成で堂々と戦い抜いた。SPはハイスピードで駆け抜け、4回転を2本きっちり飛んだ。参加全17選手中、同様の構成で挑んだのはわずか3人で、2本ともに成功させたのは友野と三浦だけだ。

FSでは前日に脚の肉離れがあったため、予定していた4回転ループを回避し、本数も4本から3本に減らした。それでも痛みと不安の中で、「本番集中して4回転3本締めれた」ことに、本人は満足している。一方で共に戦った先輩たちがスピンやステップで「当たり前にレベルを取る」のを目の当たりにし、「自分にはまだそれがない。それを許せるのは今回だけ」と、今後の課題も見つけた。

ただ海外での試合は2年4カ月ぶりで、シニアの国際公式戦は今季のNHK杯に続き2度目の三浦にとって、「存在感を見せられた」ことは大きい。3月にブルガリアで開催される世界ジュニア選手権に向けて、確かな一歩となったはずだ。

同じく初出場の19歳三宅星南は4位に食い込んだ。ジャンプは時に苦しみながらも、必ず着氷し、膝や体幹の強さを証明した。もちろん美しく飾る伸びのあるスケーティングも、耽美的で熱情たっぷりのプログラムも、……さらにはSP・FS共に正統派ど真ん中の王子様衣装も、世界を魅了したに違いない。

元・氷上の王子アレクセイ・ウルマノフの教え子、17歳のミハイル・シャイドロフは5位入賞。回転軸が細く美しい4回転ジャンプで高得点をマークすると共に、SPはとてつもなくキュートな、FSはなにやら独創的なプログラムでも目を引いた。

また大会後に3度目の五輪出場を決めたブレンダン・ケリーと、チャ・ジュンファンと共に韓国代表として五輪に向かうイ・シヒョンが、6位と7位に続いた。アメリカ代表は3人揃ってジャンプで苦労し、5大会ぶりに表彰台を逃した。

文:J SPORTS編集部

J SPORTS編集部

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