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チャ・ジュンファンが韓国史上初の快挙!友野一希と三浦佳生も堂々のメダル獲得「存在感を見せられた」(三浦) | ISU四大陸フィギュアスケート選手権2022 男子シングル レビュー
フィギュアスケートレポート by J SPORTS 編集部またしてもGOEと演技構成点でライバルを圧倒したチャは、FSでも首位の得点を叩き出す。総合273.22点もまた、自己ベストを7.79点上回った。
「プログラムの終わりまで、全力で戦い抜きました。メダルのことは考えず、ただ自分のすべてを、これまで練習してきたことのすべてを尽くそうと考えました。でも、やっぱり、金メダルが取れて本当に嬉しい。タリンに感謝ですね。こうして四大陸を開催してくれたおかげで、僕は金メダリストになれたんですから」
3度目の出場でついにつかみとった、四大陸選手権の金メダル。しかし王者にはのんびり感慨に浸っている暇などない。16歳で、母国・韓国で開催された五輪を戦ったチャ・ジュンファンは、20歳で、人生2度目の五輪に乗り込む。
「今日のパフォーマンスは、僕にとって、五輪に向かうための大きなステップです。たくさんの学びがありました。自分に対して自信も得ました。この経験がきっと、この先の僕を、大いに助けてくれるでしょう」
友野一希もまた、3度目の四大陸で、初めての選手権メダルに手が届いた。SP、FS共にパーソナルベストを記録し、堂々たる銀メダリストとなった。
「僕の出来ることを全部出せたと思っています。もちろんミスはありましたが、ミスがあるなかであれだけ演技をまとめられたことに、すごく成長を感じています」
どこか切なく、郷愁あふれるテーマを見事に体現するSP「ニュー・シネマ・パラダイス」は、序盤のジャンプでわずかに乱れた。しかし何事もなかったように、次のエレメンツへと滑らかにつないでみせた。
FSも冒頭のコンビネーションでミスが出た。4回転トーループ+3回転トーループの予定が、1本目で大きくぐらついた。しかし氷に手をつきながらも、体制を立て直し、巧みに転倒を避けると、2回転トーループをねじ込んだ。後の4回転トーループでは転倒もあったが、すぐに流れを取り戻す。
そして「ラ・ラ・ランド」のクライマックスへ。2つのスピンで、興奮はぐんぐん上昇していく。ついには喜びの感情が爆発。躍動感にあふれ、ポジティブなエネルギーが辺り一面に飛び散るような、そんな絶品コレオシークエンスは、タリンでも観客を熱狂の渦に巻き込んだ。
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