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フィギュア スケート コラム 2021年1月19日

【レビュー:全米フィギュアスケート選手権2021 アイスダンス・ペア】コロナ禍に訪れた、美しく、贅沢で、至福のひととき。ハイレベルな争いに世界が熱狂!

フィギュアスケートレポート by J SPORTS 編集部
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9年連続の表彰台に、人生6度目の全米シルバーメダル。もしも3月末に世界選手権が予定通り開催されたなら、5年ぶり3度目の表彰台も十分に射程圏内だ。

3位 ケイトリン・ホワイエク/ジャン=リュック・ベイカー
4位 キャロライン・グリーン/マイケル・パーソンズ

メダルの色は3年連続で変わらなかったが、ホワイエク/ベイカー組はスケーターとしての挑戦を成功させた。RD「サタデーナイトフィーバー」でいつもの通りファンに楽しい時間をくれた後、FD「ハート・オブ・グラス」では自分たちと深く向き合った。去年までの「特定のキャラクターを作り上げる」作業を止め、今年の2人は「自分たちの内側から湧き上がるなにか」を表現することにこだわったそうだ。つまり自らの分身とも言える作品を、「本当にやりがいがあった」と語るプログラム構築作業を、スコアという目に見える形で評価してもらえたのは大きな成果に違いない。FD127.27ptは、2年前の全米で出した最高スコアを7点近く上回る。

結成2年目のグリーン/パーソンズは、それぞれ前パートナーと全米ジュニア金メダルの経験はあるが、シニアとしては初めての全米表彰台。連携面ではまだまだ進化の途中だが、個々の技術力はすでにトップレベル。RDのフィンステップではチョック/ベイツ組と並び「YYYY」の最高評価さえ得た。

それにしても、さすが世界屈指のアイスダンス強豪国アメリカ。表彰台に乗らなかったカップルたちの演技も、いずれも負けず劣らず楽しいのだ。全米シニアデビューのセザネク/イェホロフ組の一体感に感心したり、いまだ結成7カ月マクナマラ/スピリドノフのポジションの綺麗さを堪能したりと、それこそ見どころはもりだくさんであった。

全米選手権2021 ペア 表彰式

全米選手権2021 ペア 表彰式

ペア

1位 アレクサ・シメカ・ケネリム/ブランドン・フレイジャー
SP1位77.46 FS1位150.64 トータル228.10

結成10カ月目の2人が、またたく間に全米トップペアの座に駆け上がった。夫クリスと一緒にすでに3度の全米タイトルを獲得してきたケネリムにとっては4度目の、幼馴染のヘイブン・デニーと頂点に上り詰めたフレイジャーにとっては2度目の、そして新しいパートナーと手にした初めての、金色のメダルだった。

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