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フィギュア スケート コラム 2021年1月15日

【プレビュー:全米フィギュアスケート選手権2021 男子シングル】5連覇の快挙に挑むネイサン・チェン。ブラウンとジョウはどの色のメダルを手にするのか。

フィギュアスケートレポート by J SPORTS 編集部
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そして3つ目は..やっぱりコスチューム!ネイサンの衣装と言えば、近年はやたらと不思議度が高い。しかもシーズン中に衣装が何度かバージョンアップを遂げたりもする。ただ10月末のスケートアメリカではSP「アストゥリアス」では珍しく白シャツ+黒ジャケット姿で登場し、FS「メタモルフォシスII」はマオカラーの青シャツだった。今季はこのまま極めてシンプルな衣装で突き進むのだろうか?それとも文字通りメタモルフォシス(変身)するだろうか。

ジェイソン・ブラウンとヴィンセント・ジョウが、果たして銀・銅・錫のどの色に収まるのかは、文字通り本番のお楽しみ。

2015年全米王者のブラウンにとっては、実に11ヶ月ぶりの競技会となる。グランプリシリーズは練習拠点のカナダ大会にアサインしたが、中止に追い込まれた。新型コロナ禍で先の見えない日々に心身ともに疲れ、12月には「練習をしたくない」と生まれて初めて思うほどに追い詰められたという。全米出場という希望が、全米という大きな目標へ向けてのトレーニングが、心のリハビリになったに違いない。

昨四大陸選手権の銀メダル獲得で再証明した通り、4回転など飛ばずとも、ブラウンは世界トップクラスのスケーターだ。その秀でたスケーティング能力と優れた芸術性は、むしろスケート界の至宝とも言える。だからこそ今季の新プログラム初披露が待ち遠しい。たしかに9月末にバーチャル大会のIPSポイントチャレンジに参加しているが、あまりに遠くからの撮影で、逆にお預けをくらった気分になったファンの方が多かったようだ。曲目はSP「シナーマン」とFS「10番街の殺人」。疾走感あふれるかっこいい作品に仕上がっている。

昨シーズン中の悩める日々から、昨全米で完全に吹っ切れたのはジョウだった。2017年世界ジュニア王者にして2019年世界選手権3位の実力者は、1年前の錫メダル=4位こそが「キャリア最大の勝利」とさえ語る。さらに今大会直前には、北京五輪メダルを目指すと高らかに宣言。

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