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フィギュア スケート コラム 2018年3月2日

平昌五輪 男子シングル レビュー

フィギュアスケートレポート by ウェイ・ション
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2位 宇野昌磨

306.90(SP:104.17/3位、FS:202.73/3位)
宇野昌磨選手

宇野昌磨選手

「オリンピックには魔物が棲んでいる」とよく言うが、五輪初出場の宇野昌磨には、この魔物がまったく見えなかった。
ショートプログラムの氷に乗った瞬間から、宇野は非常にリッラクスしてるように見えた。「四季」の管弦楽に合わせ、なめらかな滑りを魅せながら、大技4フリップを含めてノーミスの演技を出し切り、3位に付けた。
フリーは名曲「トゥーランドット」。冒頭の4ループで転倒したが、すぐ気を取り直し、4フリップをきれいに降りた。その後のジャンプで若干乱れが出て、レベルの取りこぼしもあったが、全体的に完成度が高い演技でまとめた。高い技術点と演技構成点を叩き出した結果、フリーでも3位に付け、総合得点で1.56の差でフェルナンデスを上回り、初出場ながらも銀メダルを獲得した。
試合後、宇野は「最後まで満足いくようにできた。(最初のジャンプで失敗しても)焦らず次のジャンプを跳ぶことができた」と演技を振り返って、「きょうの演技に悔しさはまったくない。練習してきたことを出せた、うれしい銀メダルだ。五輪について特別な思いは何もなく、ただただ一つの試合です」とコメントした。やはりこのような平常心が五輪銀メダルの鍵となったのであろう。
また、「今回の大会を自信にしながらも、結果に関しては深く考えず、今後の在り方をじっくりと考えていきます。」と未来へ視線を向けた宇野。次の大会となる世界選手権に参加する意向を示した彼には、ぜひ五輪銀メダルを取った経験をいかし、さらなる活躍をみせてほしい。

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