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フィギュア スケート コラム 2018年3月2日

平昌五輪 男子シングル レビュー

フィギュアスケートレポート by ウェイ・ション
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4位にはショートで自己ベストを更新し、フリーでも190点台の高得点を叩き出したボーヤン・ジン。表彰台には届かなかったが、中国男子シングルの五輪での歴代最高成績を塗り替えた。次の世界選手権では、ハン・ヤンがけがのため欠場するので、中国男子からは彼一人のみ。五輪でノーミスできなかった悔しさをバネに、ディフェンディング・メダリストとしてベストな演技を期待したい。

特筆すべきのは、5位のネイサン・チェン。ショートで五輪の魔物に乗っ取られ、不本意の演技となったが、フリーではすべてを出し切り、果敢に6本の4回転に挑んだ。しかも、一つに乱れがあった以外、全部着氷させた。この五輪の歴史に残る演技で、フリープログラムでは1位に立ち、127.64の技術点も歴代最高となった。とてつもない才能を持つ彼にとって、五輪での最終結果は惜しかったが、次の世界選手権では雑念を払い、このような演技を再現できれば、念願のメダル、ひいては金メダルも十分狙えるはずだ。

続いて6位にはアメリカの新星ヴィンセント・ジョウ、7位にはショートでサプライズの好演技をしたドミトリー・アリエフ。オリンピックという大舞台を経験し、しかも上位に入った二人の若手選手は、将来の大会でどんなパフォーマンスをしてくれるのか、そして今回の五輪で悔しい思いをした8位のミハイル・コリヤダは、次の大会となる世界選手権でどんな演技でリベンジするのか、本当に楽しみだ。

最後に、忘れてはならないのはパトリック・チャンだ。3度の世界王者たる彼は、今大会の個人戦で9位に終わったが、主力を務めた団体戦では見事に念願の金メダルを手に入れた。この結果を以て競技から引退したが、彼の右に出るものがいない美しいスケーティングと数々の名プログラムは、長年フィギュアスケートを見てきた人々の記憶に残るであろう。

代替画像

ウェイ・ション

中国広東省出身、早稲田大学アジア太平洋研究科を卒業。 コンサルタントを勤めながら、フリーランスのジャーナリスト・通訳として活動。数々のフィギュアスケート国際大会で記者会見の通訳を担当する経験があり、昨シーズンから国際スケート連盟ホームページの選手フィーチャーインタビュー・記事も執筆。趣味はフィギュアスケートの各種記録、データを覚えること。

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