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フィギュア スケート コラム 2017年12月21日

【小塚崇彦のフィギュアスケート・ラボ2017】アイスダンス_前編

小塚崇彦のフィギュアスケートラボ by 小塚 崇彦
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ショートダンス

小塚:シングルとかペアでいう、ショートプログラムという感覚でよろしいでしょうか。

東野:はい。現在はアイスダンスもショートダンスとフリーダンスの2日間で行われてますが、2010年まではコンパルソリーダンスが、オリジナルダンス、フリーダンスの3日間で行われていました。2010年以降、バンクーバーオリンピックの年ですよね。そこでコンパルソリー、オリジナルダンスを合体させる形でショートダンスという新しい名称になり、アイスダンスもシングルと同じように2日間の日程で順位を競っていくようになりました。それと同時にコンパルソリーダンスがパターンダンスと名称を変えました。

小塚:はい。

東野:そして、現在はショートダンスの中に、毎年技術委員会から指定はあるんですがパターンダンスが必須エレメンツとして入ります。アイスダンスの基礎であるコンパルソリーダンスを残していく形をとっています。

小塚:はい。それにオリジナルダンスが融合したものがショートダンスなんですね。

東野:そうですね。少し遅れてアイスダンスもシングルと同じように2日間で争われる競技になりました。また、シングル、ペアの場合は選曲に制限がないですよね?

小塚: はい。

東野: アイスダンスの場合は毎年指定されるリズムがあります。今シーズンはラテンアメリカンリズムです。ルンバ、サンバ、チャチャなどラテンアメリカンリズムであればなんでもOKで、指定されたリズムに合った曲の選曲はカップルの自由です。指定されたリズムを表現するのがアイスダンスの大きなポイントになります。

小塚:それではショートダンスの内容、要素について教えて頂きたいです。

東野:はい。ショートダンスの中に入ってくるリフトは1つで、ショートリフトと言います。ショートリフトは時間制限が決めれていて、ショートリフトは7秒です。昨年、スケーターたちの要望で6秒から7秒に増えました。それとは別にフリーに入れても良いロングリフトというのがあり、それは12秒です。

小塚:ショートダンスのときはショートリフトなんですね。

東野:そうです。時間の計測の仕方は女性、リフトされるパートナーのブレードが氷から離れてから氷に着くまで。

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