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フィギュア スケート コラム 2016年12月13日

【フィギュアスケーターのオアシス♪KENJIの部屋】本田武史コーチエピソード2

フィギュアスケートレポート by J SPORTS 編集部
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――今やその4回転がちょっと当たり前のようになってるけど、その時はね。22年前に4回転2回

本田:今みたいに映像もないですし。分析もできないじゃないですか。あるのは、VHS?を何回も見て。でも跳んだことある選手も少ないじゃないですか。

――あの時はね。ほんとに世界で何人かっていう

本田:なので、どうやっていいかわからなかったんで、とりあえず回ろうって。

――それで周れるのがすごいね

本田:回っちゃいましたね。

――その全日本で優勝して、世界選手権。初めて出た時に、13位?その時のことは覚えてる?

本田:覚えてます。もう忘れもしないっすね。予選、ショート、フリーとほぼ完璧だったんですよ。自分の中でもよし、良かったって演技だったのに、13位だったんでむちゃくちゃショックでした。

――なんやったん?

本田:もう全然、敵わないんですよ。大人と子供の差があるんで。

――ああー。その時まだ14歳?14歳で世界選手権ってすごいね

本田:怖かったですね。NHK杯は、12人とかじゃないですか。世界選手権だと、あの時って予選もあったから80人くらい出てるんですよね、AとBに分かれて。その中で予選もしなきゃいけないので、みんな二十歳越えてる。あとはオリンピックでメダル獲ってる選手が目の前でジャンプばんばん跳ぶので、壁にひっついたまま滑れなかったんですよ。長久保先生にめちゃくちゃ怒られて、「おまえ滑ってこーい!」って言われて、はいっ!て滑りに行ったんですけど、すごいショックでしたねあの時は。

――でも内容は自分の中では良かったんでしょ?

本田:トリプルアクセル、トリプルトウループも入って、ショートもノーミスだったので、手ごたえはあったんですけど、悔しかったですね。

――そんで俺もっとやったろ、ってかんじやったのかな?

本田:そこからどうやったら世界で通用するかっていうのを考えましたね。

――14歳で?すごい

本田:それでその次の年から4回転を始めて。

――これじゃダメだって?

本田:その時に4回転降りるのも世界選手権ではあんまりいなかったので、じゃあなんか一発ドカンといったらいけるかなって。

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