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関東大学ラグビーオールスターゲーム
7月6日(日)、東京・秩父宮ラグビー場で、関東大学ラグビーの『初夏の風物詩』となっている「第12回関東大学オールスターゲーム2025 supported by 建デポ」が今年も開催される。
昨年は関東ラグビー協会100周年を記念して東軍対西軍が行われたため、実施されなかったが今年は開催される。
関東大学対抗戦、リーグ戦でそれぞれしのぎを削っているライバル校同士が、同じチームとなって戦う年に1度のお祭り的な要素もある大会である。キッチンカーの出店、ラグビーの体験会、熱中症対策として大会記念デザインのうちわが5000枚無料配布されるという。
当日会場で「#関東大学ラグビーオールスター」をつけて選手への応援コメントをXで「X」にポストすると、当日会場でスタジアムMCに読み上げられる。
【試合予定】
◆7人制
・午前11:00 リーグ戦5部選抜 vs. 学生クラブ選抜
・午前11:30 医歯薬リーグ選抜 vs. 理工系リーグ選抜
・午後 0:00 リーグ戦2部選抜 vs. 対抗戦Bグループ選抜
・午後 0:30 女子リーグ戦選抜 vs. 女子対抗戦選抜
◆15人制
・午後2:30 リーグ戦選抜 vs. 対抗戦選抜
※キックオフ時間変更
第12回関東大学ラグビーオールスターゲーム2025
試合は上記の通り、午前11:00から7人制ラグビー(セブンズ)の試合が4試合行われ、午後2:30からはメインゲームである、対抗戦選抜vs.リーグ戦選抜の一戦が行われる。
今年もリーグ戦1部、対抗戦Aグループの昨年の上位校の選手を中心に、それぞれ26名の選手が選ばれた。
まず、リーグ戦選抜は東洋大学監督の福永昇三氏が監督を務め、大東文化大学監督の酒井宏之氏がHC(ヘッドコーチ)を務める。
FW(フォワード)のタイトファイブは、PR(プロップ)小田桐祭(大東文化大学4年)、杉浦皓亮(東海大学4年)、HO(フッカー)小泉柊人(東洋大学4年)、LO(ロック)栗原大地(東洋大学4年)、ヴィリケサ・リモリモ(立正大学3年)と3・4年生で構成された。
バックローはFL(フランカー)ステファン・ヴァハフォラウ(東洋大学4年)、大沢空(法政大学2年)、NO8(ナンバーエイト)森山海宇オスティン(東洋大学4年)と強力な布陣だ。
BK(バックス)は、SH(スクラムハーフ)小山田裕悟(法政大学4年)とSO(スタンドオフ)伊藤和樹(大東文化大学4年)のハーフ団、CTB(センター)はアダム・タマティ(東洋大学4年)と橋本颯太(大東文化大学4年)のコンビだ。
バックスリーはWTB(ウイング)加藤アディナン(流通経済大学3年)、中山二千翔(東洋大学2年)、そしてFB(フルバック)には浦本明惟(東海大学2年)が入った。
控えも上級生が中心だが、HO土屋英慈(流通経済大学4年)、PR丸尾瞬(関東学院大学3年)、畔地毅(中央大学4年)、LO細川幹太(法政大学4年)、ジュアン・ウーストハイゼン(東洋大学4年)、東海大福岡出身のルーキーNO8トゥポウ・ランギ(東海大学1年) 舛尾緑(立正大学2年)。
SH川久保瑛斗(東海大学4年)、CTBアンドリュー・ヘイウォード(流通経済大学4年)、CTB/SO北村光基(東海大学4年)、SO山川誠人(関東学院大学2年)が入った。
リーグ戦選抜としては、外国人選手らの強力なフィジカルと推進力で崩して、決定力のあるWTB陣でトライを取りきりたいところだ。
ラグビー関東大学春季交流大会2025
続いて対抗戦選抜は早稲田大学監督の大田尾竜彦氏が監督、筑波大学FWコーチの目崎啓志氏がHCを務める。
FWから見ていくと、やはりタイトファイブは上級生が中心で、PR伊藤潤乃助(明治大学4年)、佐久間翔梧(立教大学4年)、HO田中太陽(青山学院大学4年)、LO荒川真斗(青山学院大学4年)、鈴木彪馬(帝京大学3年)。
バックローはFL茨木颯(筑波大学4年)、岡部義大(日本体育大学3年)、NO8に唯一の2年生である城央祐(早稲田大学2年)が入った。
BKはSH柴田竜成(明治大学3年)、SO服部亮太(早稲田大学2年)のハーフ団、CTBは黒川和音(早稲田大学4年)、佐藤侃太朗(立教大学4年)のコンビが務める。
WTBは池本晴人(早稲田大学3年)と白井瑛人(明治大学2年)の両翼、最後尾のFBには増山将(筑波大学3年)が入った。
控えにはHO高比良恭介(明治大学2年)、PR勝矢紘史(早稲田大学4年)、松原結生(帝京大学4年)、LO島崎太志(立教大学4年)、FL八尋祥吾(青山学院大学4年)、青森山田出身のルーキーNO8アントニオ・フィシプナ(帝京大学1年)。
BKにはSH橋本弾介(慶應義塾大学4年)、SO伊藤利江人(明治大学3年)、CTB佐藤楓斗(帝京大学2年)、WTB田中健想(早稲田大学2年)、佐賀工業出身のWTB内田慎之甫(筑波大学1年) が入った。
ボールキャリー、スピードあるランに長けた選手が揃う対抗戦選抜としては、SO服部のロングキックで陣地を取りつつ、コンタクトエリアで上回り、試合を優位に進めていきたい。
2023年までの対戦成績は対抗戦の5勝3敗1分(2大会は中止)で、2022年大会までは対抗戦が4連覇を達成したが、2023年大会は43-43で引き分けている。
真夏の暑さの中で予想されるオールスターゲームは、基本的に全員が出場し、得点の取り合いになる展開が多く、今年もトライの取り合いになることは間違いだろう。
対抗戦選抜が引き分けを挟んで5連勝を達成するか、それともリーグ戦選抜が2017年以来の白星なるか。それぞれ所属するリーグのプライドを懸けて激突する。
文:斉藤健仁
斉藤 健仁
スポーツライター。1975年生まれ、千葉県柏市育ち。ラグビーと欧州サッカーを中心に取材・執筆。エディー・ジャパン全試合を現地で取材!ラグビー専門WEBマガジン「Rugby Japan 365」「高校生スポーツ」の記者も務める。学生時代に水泳、サッカー、テニス、ラグビー、スカッシュを経験。「エディー・ジョーンズ 4年間の軌跡」(ベースボール・マガジン社)、「ラグビー日本代表1301日間の回顧録」(カンゼン)など著書多数。≫Twitterアカウント
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