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リーグワン メディアカンファレンス
5月14日(水)、東京・渋谷で「NTTジャパンラグビー リーグワン2024-25 プレーオフトーナメント メディアカンファレンス」が行われた。
今シーズンから6チームが参加することになったプレーオフトーナメントは、5月17日(土)18日(日)に準々決勝が開催される。
ジャパンラグビー リーグワン2024-25 D1 プレーオフトーナメント
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準々決勝 静岡ブルーレヴズ vs. コベルコ神戸スティーラーズ
5月17日(土)午前11:55 J SPORTS 1で生中継&オンデマンドでLIVE配信
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準々決勝 クボタスピアーズ船橋・東京ベイ vs. 東京サンゴリアス
5月18日(日)午後2:20 J SPORTS 1で生中継&オンデマンドでLIVE配信
そのため、このカンファレンスには、準決勝から参戦するリーグ戦1位通過の東芝ブレイブルーパス東京のキャプテンNO8(ナンバーエイト)リーチ マイケルと、2位通過の埼玉パナソニックワイルドナイツのキャプテンHO(フッカー)坂手淳史の選手が登壇した。
坂手キャプテン
まず、18試合に及ぶリーグ戦を終えて、ワイルドナイツの坂手キャプテンは「接戦が多くて、やっている方はしんどいですけど、見ている方々には楽しんでもらえたのではないか。主力にケガ人が出た時に、若い選手たちが躍動してくれ、良い形で成長して来られたという感じ」と話した。
チームとして成長した部分、チームの中で成長した選手を聞かれて坂手キャプテンは、「全体では、シーズン途中からディフェンスが成長してきた。選手個人はSO(スタンドオフ)山沢京平で、チームをうまくコントロールしている。アタックでのタクトの振り方は、試合をするにつれて良さを増している」と話した。
リーチ キャプテン
一方、18試合連続で先発、リーグのタックル数で1位に輝いたブレイルブーパスのリーチ キャプテンは「周りから連覇、連覇と言われたが、クラブハウスの中では全くその言葉を使わずに、一戦一戦、成長して勝っていこうと話していた」とコメント。
また、「印象的な試合はたくさんあるが、静岡ブルーレヴズ戦の2戦目、連敗した試合が一番印象に残っている」と、2010-11シーズン以来となるリーグ戦1位で通過したシーズンを振り返った。
チーム内で成長した選手を聞かれてリーチは、「FB(フルバック)松永拓朗。最後はケガで出られなかったが、シーズン通してパフォーマンスも、スタッツも良くて、彼が一番成長できた」。
「FW(フォワード)では、LO(ロック)ワーナー・ディアンズ。日本代表から帰って自信がついて、自分たちのチームのキーマンになってきた」と話した。
負けたら終わりの一発勝負のプレーオフトーナメント。それに向けて、リーチは「メンタルと自分たちのフィジカルが大きなポイント。リーグ戦と違って、後からの修正が全く効かない。準備が大きく影響すると思うし、強みをどう出すかにフォーカスしてやっていきたい。まずは準決勝に勝つこと」と先を見据えた。
ジャパンラグビー リーグワン24-25
ブレイブルーパスは5月24日(土)の準決勝で、静岡ブルーレヴズvs.コベルコ神戸スティーラーズの勝者と対戦する。
トロフィーと参加6チームのエンブレム
2シーズン連続、プレーオフ決勝で敗戦しているワイルドナイツ。昨シーズンはブレイブルーパスに決勝で敗れた。決勝戦に進む前に、5月25日(日)の準決勝では、クボタスピアーズ船橋・東京ベイと東京サントリーサンゴリアスの勝者と激突する。
「アグレッシブアタッキングラグビーのサンゴリアスさんと、フィジカル、スクラム、モールが強いスピアーズさん。お互い、その色がどうぶつかるのかを楽しみにしているし、どちらが上がってきても強敵だと思う。準備をしつつ、準々決勝も注力して見ていきたい」とHO坂手キャプテン。
3シーズンぶりの王座奪還に向けては、「昨シーズンは悔しい思いをしたので、勝ちたい気持ちはあるが、まずは準決勝にフォーカスしていきたい。自分たちのやってきたことを出しながら、次に進むことができれば、もう1つ成長して、決勝の舞台に立ちたい」と前を向いた。
この後、『リーグワンプレーオフ応援芸人』に就任することになったサバンナ・八木真澄さん、鬼越トマホークの2人(金ちゃん&良ちゃん)、帝京大学ラグビー部OBのラグビー芸人・しんやさん、高校・社会人で9年間CTB(センター)としてプレーした青木マッチョさんの5名も参加。
リーチから『委嘱状』を受け取る
八木さんが代表として、リーチ選手から『プレーオフ応援芸人』の『委嘱状』を受け取った。
愛知県立昭和高校時代、トヨタヴェルブリッツのNO8姫野和樹(中部大春日丘)とよく合同練習していたという青木さんは「2セン(アウトサイドセンター)だったので、CTB(センター)の選手に注目していますが、ラグビー選手はみんな尊敬しています」とコメント。
帝京大学時代、坂手選手の先輩だったしんやさんは「TVで見るのも良いけど、ぜひスタジアムで生で見てください」と語気を強めた。プレーオフ応援芸人のみなさんはプレーオフ期間中に、現地で盛り上げることもあるという。
プレーオフトーナメントは5月17日(土)の静岡ブルーレヴズ(4位)vs.コベルコ神戸スティーラーズ(5位)、18日(日)のクボタスピアーズ船橋・東京ベイ(3位)vs.東京サントリーサンゴリアス(6位)の準々決勝から始まる。
6月1日(日)、東京・国立競技場で行われる決勝で相対するのは昨シーズンと同じブレイブルーパスとワイルドナイツになるのか、それとも違うカードになるのか。いよいよ、日本ラグビーのクライマックスが始まる。
文/写真:斉藤健仁
斉藤 健仁
スポーツライター。1975年生まれ、千葉県柏市育ち。ラグビーと欧州サッカーを中心に取材・執筆。エディー・ジャパン全試合を現地で取材!ラグビー専門WEBマガジン「Rugby Japan 365」「高校生スポーツ」の記者も務める。学生時代に水泳、サッカー、テニス、ラグビー、スカッシュを経験。「エディー・ジョーンズ 4年間の軌跡」(ベースボール・マガジン社)、「ラグビー日本代表1301日間の回顧録」(カンゼン)など著書多数。≫Twitterアカウント
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