人気ランキング
コラム一覧
月曜日は熊谷ラグビー場に行ってきた。池袋から埼京線で大宮まで行き、大宮から高崎線に乗り換えて熊谷へ。僕の家からはいろんな行き方があるのだが、きょうはこれが一番スムーズだったのである。決勝戦は午後1時キックオフだったのだが、1時間ほど前に雨が落ちてきた。かなり強い降りだったので、ボールを動かしたい両チームにとって嫌なコンディションになったと思っていたら、試合直前にはあまり影響しない程度に。
というわけで、両チームともどんどんボールを動かし、スペースを巧みに突いた。タックルからの切り返しの反応もよく、中身の濃い試合だった。JSPORTSで12日に放送されるので、詳細は避けたいのだけど、常翔啓光学園が勝負強さというか、試合巧者ぶりを発揮していた。ときに低いタックル、ときに相手の胸元へ激しくヒットするタックルと、状況によって使い分けるあたりは全国大会4連覇の頃を彷彿させた。
御所工業・実業は初出場初優勝という快挙を狙ったわけだが、近畿大会から続く連戦で少し疲れがあったようだ。1回戦から見ている関係者によれば、準決勝、決勝と、少しパフォーマンスが落ちていたらしい。ゲームメイカーのSO吉井も右膝の怪我の影響もあって少し動きが悪かった。それでも十分に健闘していたし、平均身長が170㎝ほどのチームの粘り強さには胸を打たれた。
常翔啓光学園は、選抜大会で3度目の優勝だが、校名が変わってからはもちろん初優勝。昨年の伏見工業に続いて、前年度の全国大会(花園ラグビー場)に出場していないチームが優勝したことになる。新チーム始動時期が全国大会出場チームより早いという影響は大きいのかもしれない。ただし、関係者の声は、「今年も東福岡は強い」というものが多く、現時点の力関係が冬にどうなっているか。御所工業・実業には敗れたが、常翔学園(前・大阪工大高)も力がある。國學院久我山、佐賀工業、春日丘、東海大仰星、大分舞鶴らも含めて、今季の高校ラグビーは混戦模様である。

この写真は、試合後放送席のモニターを写したもの。左端で、おどけているのは、PR乾くん。これはテレビの放送枠に入らなかったかも。
■全国高校選抜大会・決勝結果
常翔啓光学園○36-21●御所工業・実業(前半24-14)
※常翔啓光学園高校は、3年ぶり3回目の優勝。
村上 晃一
ラグビージャーナリスト。京都府立鴨沂高校→大阪体育大学。現役時代のポジションは、CTB/FB。86年度、西日本学生代表として東西対抗に出場。87年4月ベースボール・マガジン社入社、ラグビーマガジン編集部に勤務。90年6月より97年2月まで同誌編集長。出版局を経て98年6月退社し、フリーランスの編集者、記者として活動。
あわせて読みたい
J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題
ジャンル一覧
人気ランキング(オンデマンド番組)
-
日本 vs. フランス ラグビー ネーションズチャンピオンシップ2026
7月18日 午後5:00〜
-
日本 vs. アイルランド ラグビー ネーションズチャンピオンシップ2026
7月11日 午後6:30〜
-
U20日本 vs. U20アメリカ 順位決定戦-1 ラグビー ジュニアワールドチャンピオンシップ 2026
7月12日 午後10:50〜
-
U20日本 vs. U20スペイン 順位決定戦-2 ラグビー ジュニアワールドチャンピオンシップ 2026
7月17日 深夜1:20〜
-
日本 vs. イタリア ラグビー ネーションズチャンピオンシップ2026
7月4日 午後5:00〜
-
7月12日 午前9:25〜
-
リーグ戦選抜 vs. 対抗戦選抜 第13回関東大学ラグビーオールスターゲーム2026 【限定】
7月5日 午後4:50〜
-
6月29日 午後10:00〜
J SPORTSで
ラグビーを応援しよう!
