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1週間後。あえて次の言葉を用いるなら「ただちに挽回の機会」を与えられた。若者の成長に欠かせぬ働きかけである。ここは64歳のHCの経験ゆえの鋭さだ。あいだをあけずに、すぐまた先発させる。それが当たった。
今週末6日の第2戦では両陣営、ことにジャパンの学習能力が問われる。魂のマオリ・オールブラックスの魂のキャプテン、現地報道で日本のクラブへの入団も報じられる、背番号7のビリー・ハーモンは苦しんだスクラムについて母国のメディアに本音を述べている。
「彼ら(JAPAN XV)は我々よりも低かった、結果、考えていたようにはスクラムを武器にできずペナルティーを奪うこともできなかった。次の試合に向けた練習の課題となる」(RNZ)
日本代表のエディー・ジョーンズHCは敗戦後の記者会見で話した。
「集団のスピードを上げつつ選択肢を持つことが大切」
イメージを極端に遂行することは強化の過程に必要である。だが「胸に桜をつけている以上、勝たなくてはならない」(同)。土曜夜の豊田スタジアムでは均衡の微調整があるのかもしれない。
マオリのラグビーに戻る。現代社会において、いまだ「エスニシティ―の代表」が認められ、いっそう尊重されている。ニュージーランドのラグビー史における先住民族の存在の重さが根底にはある。
1888年6月。「ニュージーランド・ネイティブ」代表がオーストラリア、英国、アイルランドへの長い長い旅に出た。ネイティブ、すなわちマオリの21人にパケハ(白人)4人が加わった。実に14カ月で107試合。78勝6分23敗。対代表では、アイルランドに勝ち、ウェールズとイングランドに惜敗した。これが南半球の主要チームによる最初の北半球へのツアーである。
4名の白人についてはニュージーランドに生まれたのだから「ネイティブ」の定義に収まるとされた。ただし手元の『THE ENCYCLOPEDIA OF NEW ZEALAND RUGBY』には「我々の調査では4人のうちのふたりはイングランド生まれで幼少期に移住」とていねいに記されており、これは御愛嬌。
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