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ラグビー コラム 2024年2月5日

【ハイライト動画あり】クロスボーダーラグビー2024はスーパーラグビーが快勝スタート。サンゴリアス、序盤に受けに回ってブルーズに完敗

村上晃一ラグビーコラム by 村上 晃一
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THE CROSS-BORDER RUGBY 2024 第1戦

【ハイライト動画】東京サンゴリアス vs. ブルーズ

コール・フォーブス(ブルーズ)

サンゴリアスも後半7分に交代出場したCTBイザヤ・プニヴァイが攻守に奮闘。18分には、SH齋藤直人に代わって流大、SOサンチェスに代わって高本幹也を投入してテンポアップ。高本が再三ラインブレイクするなど観客席を沸かせたが、トライを追加することはできなかった。お互いに疲れが見えた終盤はブルーズの個人技が際立つ。後半34分FBコール・フォーブスのトライは、バックフリップパス、タップパスが紙一重のタイミングでボールがつながったものだった。

最終スコアは、43-7。田中監督は「リーグワンは強度の高いリーグになっている。レベルアップしているところを見せたかったので残念。序盤に受けてしまった。ディフェンスの中でどうボールを取り返すか、アグレッシブに前に出るといったマインドを持たなくてはいけなかった」と悔しそうな表情で語った。キャプテンを務めたハリー・ホッキングスは、「サンゴリアスにはもっとできる選手が揃っている。それが80分できなかった。全体に非常に悪いパフォーマンスだった」と厳しい表情で語った。

松島幸太朗は試合後、この対戦の意義についてコメント。「(サンゴリアスには)インターナショナルレベルの経験が少ない選手もいます。フィジカル、スキルの差はあったし、それが体感できたのは、サンゴリアスにとっても、日本ラグビーにとってもプラスだったと思います」。田中監督は「(サンゴリアスが)変わるきっかけになったと、振り返ることができる試合にしたい」と、この敗戦を無駄にしないことを誓った。

文: 村上 晃一
村上晃一

村上 晃一

ラグビージャーナリスト。京都府立鴨沂高校→大阪体育大学。現役時代のポジションは、CTB/FB。86年度、西日本学生代表として東西対抗に出場。87年4月ベースボール・マガジン社入社、ラグビーマガジン編集部に勤務。90年6月より97年2月まで同誌編集長。出版局を経て98年6月退社し、フリーランスの編集者、記者として活動。

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