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ラグビー コラム 2024年1月5日

攻撃的ラグビーで勝るのは? 3位サンゴリアスに4位スティーラーズが挑む サベア、ケインのオールブラックスFW 第三列対決も

村上晃一ラグビーコラム by 村上 晃一
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対する神戸Sは、第3節から先発で2名の変更。FW第一列の1番、2番が、中島イシレリと松岡賢太。前節先発だった高尾時流、北出卓也はリザーブに回った。ポジションでは、CTB李承信ナニ・ラウマペの背番号は12番と13番で入れ替わる。キャプテンを務めるのはオールブラックスのLOブロディ・レタリック。FLサウマキアマナキ、FLアーディ・サベア、NO8コストリーのFW第三列は推進力がある。Optaのスタッツによると、神戸Sは今季ディビジョン1で唯一ゲインラインを超えるボールキャリーの割合が60%を超えているチーム(62%)で、相手を押し込んで前進するドミナントキャリー率でもディビジョン2位(65%)、これは埼玉WK次ぐ記録だ。コストリーは今季タックル数でディビジョン1最多を記録(51)。サベアはタックル成功率がディビジョントップの98%(41/42、タックル20以上の選手限定)。両選手のチームへの貢献度は多大だ。

一方、東京SGの今季1試合平均のプレー中のキック回数は30以上でディビジョン1最多を記録(32.3)、1試合平均のキッキングメーター数でもディビジョントップ。ボールを保持して攻めるイメージがあるが、キックを効果的に使って地域を進めている。東京SGの松島幸太朗と、神戸Sの山中亮平の日本代表FB対決ほか、個々のマッチアップも楽しみな試合だが、東京SGのNO8サム・ケインと、サベアとのオールブラックス(ニュージーランド代表)対決は互いに意地もあり、激しくコンタクトするだろう。見逃せない戦いだ。

文: 村上 晃一
村上晃一

村上 晃一

ラグビージャーナリスト。京都府立鴨沂高校→大阪体育大学。現役時代のポジションは、CTB/FB。86年度、西日本学生代表として東西対抗に出場。87年4月ベースボール・マガジン社入社、ラグビーマガジン編集部に勤務。90年6月より97年2月まで同誌編集長。出版局を経て98年6月退社し、フリーランスの編集者、記者として活動。

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