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ラグビー コラム 2024年1月1日

明治大学、5年ぶりの日本一に向け京都産業大学との準決勝に挑む。ラグビー全国大学選手権

ラグビーレポート by 明大スポーツ新聞部
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筑波大戦でトライを決める池戸

全国大学選手権の準々決勝で筑波大学を破った明治大学。これまで課題としていたディフェンス面で高い集中力を見せ、45-7で勝利を飾った。2年ぶりの準決勝進出を決め、明日、国立競技場で準決勝に挑む。

相対するは関西大学リーグAグループ1位の京都産業大学。12月23日に行われた早稲田大学との準々決勝では、スクラムを中心に圧倒し、最終スコア65-28と勝利を収めた。FW(フォワード)陣に定評があるチームで、年明け早々から強敵を迎える。

筑波大戦でアタックするFL福田

今回、京産大の注目選手として明大選手から特に名前が挙がったのはNO8(ナンバーエイト)のシオネ・ポルテレ。「力強い選手だし、あの選手から起点をつくってくると思うのでしっかり止めたい」(左FL/フランカー福田大晟・商3=中部大春日丘)。

先日行われた早大との一戦では前半22分に約30mのビックゲインからのトライを皮切りに、フィールドでダイナミックなプレーで相手を苦しめ、圧倒的な存在感を残した。また、右FL三木皓正や右LO(ロック)ソロモネ・フナキを筆頭に個々の能力は高く、フィジカルの強さ、セットプレーの強さが光る。

「(京産大は)早大戦の時もスクラムから流れを持ってきていたが、明治のスクラムを組めば絶対に負けないと思う。まずは自分たちの土俵で戦わせるということを意識したい」(HO/フッカー松下潤一郎・法4=筑紫)と、明大も気合十分だ。

そして、明日迎える準決勝のテーマは『プライド』。春から積み上げてきたFW(フォワード)のモメンタムや、強化してきた縦の突破力を生かしたラグビーを80分間出し切り「明治のプライドを持って全力で戦う」(右FL森山雄太・政経4=東福岡)。

明日の戦いはFW対決が大きな試合のカギとなり、セットプレーでの勝利も必須だが、相手の勢いあるフィールドプレーを止めるディフェンス面にも注目したい。

準々決勝・筑波大戦では相手を1トライに抑え、集中力の高さを見せたが、明大は引き続き力を入れて練習を重ねてきた。「1人1人がしっかりと下に入って、片足だけ掴むとかでもいいと思うのでディフェンスを徹底する」(SHスクラムハーフ/萩原周・商4=大阪桐蔭)。

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