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ラグビー コラム 2023年12月11日

【ハイライト動画あり】チェスリン・コルビ、驚異的活躍! サンゴリアスが王者スピアーズを圧倒

村上晃一ラグビーコラム by 村上 晃一
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ジャパンラグビー リーグワン2023-24 ディビジョン1

【第1節ハイライト動画】クボタスピアーズ船橋・東京ベイ vs. 東京サンゴリアス

JD・シカリング(クボタスピアーズ船橋・東京ベイ)

S東京ベイが持ち前の強力FWの威力を発揮したのは前半23分だった。神戸スティーラーズから移籍のJD・シカリング(203cm、121kg)の突進、SH藤原忍の密集サイド突破、そして、デーヴィッド・ブルブリング(199cm、113kg)がトライを奪う。ただし、こうした力強いトライは前半この1本だけだった。「スピアーズはリーグ随一の強いFWパックです」と東京SGのHO堀越康介キャプテン。だからこそ、そのFWを背走させるキックを使い、広いオープンスペースを使うことで相手の長所を消した。もちろん、かわすだけではなく、真っ向勝負のスクラム、相手の突進を止めるタックルでも互角以上に戦った。シーズン前に良い準備ができたことを物語るパフォーマンスだった。

35-7で迎えた後半はS東京ベイがPRオペティ・ヘルのパワフルなトライで35-14とし、差を詰めるかと思われたが、この勢いを止めたのもコルビだった。後半4分、ハーフウェイライン付近から流がハイパントを蹴り上げると、これを追ったコルビがスーパーキャッチ。尾崎晟也、森谷が前進してゴールに迫り、最後は流からパスを受けたコルビが、ダミーパスでディフェンスを突破して右タッチライン際の森谷にパス。このトライでスコアは、40-14となり、東京SGの勝利は濃厚になる。

木田晴斗(クボタスピアーズ船橋・東京ベイ)

その後はS東京ベイも連続攻撃を仕掛け、WTB木田晴斗がゴールに迫り、FBゲラード・ファンデンヒーファーが再三突破したが、2トライを追加するにとどまった。東京SGは計8トライの猛攻。そのなかで尾崎兄弟は5トライを挙げた。兄の晟也は3トライで「弟(泰雅)に数で負けなくて良かった」と笑顔。最終スコアは、52-26。S東京ベイは攻守にミスが多く、東京SGの精度の高いプレーが光る快勝だった。

プレーヤーオブザマッチ(POM)はチェスリン・コルビ。リーグワンデビュー戦で緊張感があったのが、受賞が決まると感極まって涙を流した。「デビュー戦を勝利で飾れて嬉しく思います。このチームのスタイルは自分にあっています。大切なことは学び続けること、チームに貢献し続けることです」。

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