人気ランキング

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

メルマガ

お好きなジャンルのコラムや
ニュース、番組情報をお届け!

メルマガ一覧へ

コラム&ブログ一覧

ラグビー コラム 2023年11月27日

【ハイライト動画あり】大東文化大、16トライの猛攻で拓殖大を圧倒し今季最終戦を締めくくる。関東大学リーグ戦1部最終節レポート

ラグビーレポート by 直江 光信
  • Line

ペニエリ・ジュニア・ラトゥ(大東文化大学)

3位東洋大と勝ち点差2、4位法政大とは勝ち点差1の5位で迎えたリーグ戦の最終節。2季ぶりの大学選手権出場へわずかに可能性を残すものの、その2校の結果次第ではこの最終戦の勝敗に関わらずシーズン終了となる。しかし大東文化大の選手たちは、そんな雑念などまるで頭にないかのようにこの一戦に集中し、積み上げてきた力を余すことなく発揮して拓殖大を圧倒した。

ゲームの流れを決めたのは開始直後のプレーだ。拓殖大がキックオフレシーブから自陣脱出のキックを蹴り返すところへ、大東文化大キャプテンのSH稲葉聖馬が鋭い出足でプレッシャーをかけてチャージ。こぼれ球を確保すると、SO小田嶋生吹の防御裏へのキックを追ったWTB神田永遠が左足で巧みにボールを残してコーナーに押さえる。この一戦にかける意気込みを感じさせる強烈な先制パンチで、大東文化大がまたたく間に得点を刻んだ。

続く12分には、相手陣22メートル線内でラックのこぼれ球を拾ったCTBペニエリ・ジュニア・ラトゥが個人技でタックラーを振り切ってインゴールへ。これで完全にペースをつかむと、その後も風上を利して大半の時間を相手陣で過ごし、17分WTB神田、25分CTBラトゥと立て続けにゴールラインを越える。

点差が開いたことによる精神的な影響からか、30分以降はより両者の勢いの差が鮮明になり、大東文化大は自慢のスピーディーなラインアタックで30分と36分にWTB原田光貴、40分にもSO小田島がトライをマーク。前半だけで39-0と大量リードを奪ってゲームを折り返した。

ハニテリ・ヴァイレア(大東文化大学)

サイドが入れ替わった後半も大東文化大は攻撃の手を緩めず、開始早々に連続攻撃を仕留めきってWTB原田が右中間へ駆け抜ける。さらに49分にPからの速攻でCTBハニテリ・ヴァイレア、54分にはモールを押し込んでFL手島壮汰が悠々とグラウンディング。20分以上を残した時点で、スコアは58-0まで広がった。

一方的な展開にようやく拓殖大が歯止めをかけたのは58分だ。後半CTBの位置に移った背番号10の恒藤嵐士のクリーンブレイクから相手陣レッドゾーンへ攻め込み、ペナルティを獲得。すぐに仕掛けてガラ空きの左大外へ長いパスを通し、HO古川太一がインゴールを陥れる。

  • Line

あわせて読みたい

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

ジャンル一覧

人気ランキング(オンデマンド番組)

J SPORTSで
ラグビーを応援しよう!

ラグビーの放送・配信ページへ