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ラグビー コラム 2023年10月13日

戦いはいよいよノックアウトステージへ。ここまで好調のウェールズと、上り調子のアルゼンチンが激突。ラグビーワールドカップ2023準々決勝展望

ラグビーレポート by 直江 光信
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9月8日の開幕から1か月あまり。フランスで開催されているラグビーワールドカップ2023は、いよいよ今週末より決勝トーナメントに突入する。プールマッチを勝ち抜いたトップ8による「負ければ終わり」のノックアウトステージの戦いは、ここまでのゲームから緊迫感と強度がもう一段上がる。いずれの試合も力のこもった80分になるだろう。

14日(土)と15日(日)にマルセイユとサン=ドニの2会場で行われる準々決勝4試合の中で、最初にキックオフを迎えるのはプールC1位のウェールズ対プールD2位のアルゼンチンの一戦だ(日本時間15日00時キックオフ@マルセイユ)。10月9日発表のワールドラグビーランキングでは、ウェールズの7位に対しアルゼンチンは8位。過去のテストマッチはウェールズが14勝6敗1分けとアルゼンチンを上回っているが、2007年以降のワールドカップの戦績はともに4強2回、8強1回と拮抗しており、初めて決勝トーナメントで激突する今回の一戦もタイトなゲームになることが予想される。

それぞれのここまでの勝ち上がりを振り返ると、ウェールズはフィジーとの初戦に32-26で競り勝ち、第3戦であとのないオーストラリアを40-6と粉砕して決勝トーナメント進出一番乗りを果たした。2022年はテストマッチ12試合でわずか3勝と苦しんだが、同年12月に復帰した名将ウォーレン・ガットランド監督のもと、今大会にきっちりとピークを合わせてきた印象だ。特に仕上がりのよさが目を引くのはディフェンスで、タックル回数(1試合平均166.8回)、タックル成功率(88パーセント)ともベスト8進出チーム中トップの数字を残している。

メンバー構成はNO8タウルペ・ファレタウやSOダン・ビガー、CTBジョージ・ノース、FBリアム・ウィリアムズら経験豊かなベテランを軸に、WTBルイス・リース=ザミットやWTBリオ・ダイアーら気鋭の若手が勢いをもたらすバランスのとれた布陣。活力みなぎる若き闘将、FLジャック・モーガンも持ち前のハードワークで絶大な存在感を示している。大会前の過酷なキャンプで鍛え上げたフィットネスをベースに攻守とも粘り強く体を張り続け、要所で得点を挙げるスタイルがチームの隅々にまで浸透している。

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