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ラグビー コラム 2023年10月12日

早稲田大学、青山学院大学と対戦。強豪との対戦を控え、もう1段階のレベルアップを目指す。ラグビー関東大学対抗戦

ラグビーレポート by 早稲田スポーツ新聞会
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モールでインゴールへ押し込む早稲田大学

関東大学対抗戦、開幕から3連勝と勢いに乗る早稲田大学は、今週末、4戦目となる青山学院大学戦に臨む。前節の成蹊大学戦では、安定感のあるセットプレーでトライを量産し、70-7と快勝を収めた。いよいよ折り返しを迎える対抗戦。青学大戦で確実に勝利をつかみ、後半戦に向けてさらに勢いをつけることができるか。

ラグビー 関東大学対抗戦2023

第3節の成蹊大との一戦、先制トライを奪ったのは早大だった。前半12分、敵陣22m地点でのラインアウトから左へ展開すると、FB(フルバック)矢崎由高(スポ1=神奈川・桐蔭学園)がギャップを突いてインゴールを駆け抜けた。このトライを皮切りに猛攻を仕掛けた早大は、合計6トライを獲得。相手に得点を与えず、42-0で前半を終える。

相手を振り切るSH島本陽太(スポ4=神奈川・桐蔭学園)

後半もその勢いは衰えることなく、3連続でラインアウトモールから得点。後半30分には、NO8(ナンバーエイト)松沼寛治(スポ1=東海大大阪仰星)がビッグゲインを見せ、FL(フランカー)粟飯原謙(スポ2=神奈川・桐蔭学園)へとパスをつなぐ。最後に再び松沼がボールを持ち出し、勢いよくインゴールへ飛び込み、さらにリードを広げた。終盤に自陣での反則からモールトライを献上するものの、大差をつけ70-7で白星を挙げた。

一方、次戦の相手・青学大は、対抗戦開幕から3戦3敗と厳しい状況にある。しかし、前節の慶應義塾大学戦では、前半序盤に低いスクラムでプレッシャーをかけ、何度もペナルティを奪うなど、相手に攻撃の隙を与えなかった。早大も昨年の対抗戦で、前半に苦戦を強いられただけに、決して油断のできない相手だ。

そんな早大の次戦メンバーには、先週行われた関東大学ジュニア選手権の帝京大学戦で存在感を発揮したSO(スタンドオフ)久富連太郎(政経4=島根・石見智翠館)、CTB(センター)京山秀勇(人4=福岡・東筑)、FL鈴木風詩(社3=国学院栃木)らが、リザーブに抜擢されている。今季、対抗戦初出場となる3人のエネルギッシュなプレーも力に、対抗戦後半に向けてさらに弾みをつけることができるか注目だ。

青学大戦の後には、帝京大、慶大、明治大学と強豪との試合を控える早大。続く勝負の3試合に向け、今節は結果だけでなく内容も重視される一戦となるだろう。CTB伊藤大祐主将(スポ4=神奈川・桐蔭学園)は「残りの試合に向けて、もう1段階レベルをあげていきたい」と意気込む。

ここまで積み重ねてきた経験を糧に、さらなる飛躍を遂げ、完全勝利を収める一戦に期待したい。

文:清水浬央、/写真:原旺太(早稲田スポーツ新聞会)

ラグビー 関東大学対抗戦2023

【ハイライト動画】早稲田大学 vs. 成蹊大学|10トライ10ゴールで早稲田が快勝

早稲田スポーツ新聞会

早稲田スポーツ新聞会

1959(昭和34)年創刊。人気の野球、ラグビーを中心に早大体育会44部をくまなく取材し、年12回の新聞発行およびWebやSNSによる情報発信を行う。現在部員170名で活動。»早スポHP»Twitter»Facebook

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