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ラグビー コラム 2023年9月23日

【ハイライト動画あり】ポルトガル、ジョージアと引き分け。最後のPGが外れてW杯初勝利を逃す。ラグビーワールドカップ プールC

ラグビーレポート by J SPORTS 編集部
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ジョージアvs.ポルトガル

3週目に入り、この日トゥールーズで行われた試合で、開幕から20試合目に達したラグビーワールドカップ2023。フィジーがオーストラリアを下しことで、上位争いが混沌とし始めたプールCでの生き残りを懸け、ともに1敗のジョージアポルトガルが対戦。

ジョージアのキックオフで始まった前半は、開始2分にいきなり動きを見せる。敵陣でアタックを開始したジョージアは、フェーズを重ね着実にゲインするなか、タッチライン側のFB(フルバック)ダヴィト・ニニアシヴィリによるラインブレイクで局面を打開すると、最後はWTB(ウィング)アカキ・タブツゼが抜け出しトライ。SO(スタンドオフ)テド・アブジャンダゼがコンバージョンを決め、7-0と幸先良いスターを切る。

序盤は先制したジョージアが、キックでエリアを取りながら優位に試合を進める展開となり、16分には好位置でペナルティを得ると、キックを選択し、これをアブジャンダゼが決め、リードを広げる。その後も、試合はポルトガル陣内でプレーが展開する時間帯が続き、32分にはジョージアがアブジャンダゼのPG(ペナルティゴール)で13-0とする。

対するポルトガルは劣勢を強いられるなか、34分に自陣でアタックを開始すると、WTBハファエリ・ストルチが華麗なステップで守備ラインを突破し、個人技でトライを奪う。

これで反撃モードに移りたいポルトガルだったが、37分にPR(プロップ)フランシスコ・フェルナンデスにイエローカードが提示され、数的不利に。結局、前半はその後、ポルトガルがなんとか8点を追う状況を維持し、ジョージアが13-5と主導権を握ったままハーフタイムを迎える。

ポルトガルは後半開始から5分ほどあった数的不利の時間帯を無失点で凌ぐと、シンビン明け直前に得たPGをSH(スクラムハーフ)サミュエル・マルキが決め、ワントライ差に詰め寄る。15人に戻り、俄然勢いを増したポルトガルは、敵陣でのプレー時間を増やし始めると、13分に再びマルキのPGで3点を加え、点差はわずか2点に。

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