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ラグビー コラム 2023年9月18日

【ハイライト動画あり】日本、後半15分まで1点差で追うも、最後はイングランドの底力に屈する。ラグビーワールドカップ プールD

ラグビーレポート by J SPORTS 編集部
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イングランド vs. 日本

2週目に入ったラグビーワールドカップ2023。ともに初戦で勝利したチームが対戦したこの日のニースの試合では、日本がアップセットを期して、これまで通算成績で10戦全敗としているイングランドに挑んだ。

初戦からスタメン4人を入れ替えた日本は、キックオフ直後に自陣インゴール内のノックオンでいきなりピンチを迎えると、相手ボールのスクラムからゴールライン際の攻防でペナルティを与える。イングランドはショットを選択し、このPG(ペナルティゴール)をSO(スタンドオフ)ジョージ・フォードが決め、開始4分で先制に成功する。

対する日本は15分、自陣でのターンオーバーからフェーズを重ねて敵陣深い位置まで攻め入ると、好位置で得たPGをSO松田力也が決め、試合を振り出しに戻す。この後、日本はしばらく優勢に試合を運ぶと、ウォーターブレーク明けの23分に松田がPGを決め、6-3とリードする。

一方、イングランドは24分、敵陣深い位置で相手のラインアウトをターンオーバーし、その流れのまま最後はNO8(ナンバーエイト)ルイス・ラドラムがトライを決めて逆転すると、コンバージョンも決め10-6とする。

しかし、強豪相手にがっぷり四つの戦いを見せる日本は、32分に松田がPGを決め1点差に詰め寄る。一進一退の攻防が繰り広げられた前半は、終了間際にPGで3点を加えたイングランドが13-9とリードを広げ、ハーフタイムを迎える。

後半は開始からキッキングゲームで試合を有利に運ぶイングランドが押し気味に進めるも、日本は規律の高さを発揮するなか、後半14分に松田がPGを決めて13-12とする。

しかし、イングランドは16分、パスミスが結果的に繋がるラッキーな形でFL(フランカー)コートニー・ロウズがトライを決めると、26分には、敵陣インゴール前でのスクラムから、アドバンテージが出ている状況でタッチライン際へ美しいキックパスを通してトライを奪い、コンバージョンも決めて27-12と日本を突き放す。

選手交代によりスクラムで優位に立ったイングランドは、スクラムでのペナルティを起点に、試合終了間際にもトライとキックで7点を追加。結局、34-12で勝ち点5を獲得。ワールドカップ優勝国の貫禄を見せた。

★イングランド vs. 日本戦の試合データはこちら

◆プールD 順位表 
1位 イングランド:勝ち点9(2勝0敗) 
2位 サモア:5(1勝0敗) 
3位 日本:5(1勝1敗) 
4位 アルゼンチン:0(0勝1敗) 
5位 チリ:0(0勝2敗) 

※2・3位、4・5位は得失点差

ラグビーワールドカップ2023 フランス大会

【ハイライト動画】プールD イングランド vs. 日本|日本はノートライでイングランドに敗れる

J SPORTS編集部

J SPORTS 編集部

 

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