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ラグビー コラム 2023年9月11日

【ハイライト動画あり】前回優勝の南アフリカ、鉄壁の試合運びでスコットランドに勝利。ラグビーワールドカップ

ラグビーレポート by J SPORTS 編集部
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プールB 南アフリカvs.スコットランド

早くも大会3日目を迎えたラグビーワールドカップ2023。マルセイユで行われたこの日の第2試合に、ディフェンディングチャンピオンで、世界ランキング2位の「スプリングボクス」こと、南アフリカが登場。世界ランク5位のスコットランドと対戦した。

スプリングボクスのキックオフで始まった前半は、キッキングとアタッキングが目まぐるしく交錯するアップテンポな展開の中、圧力に勝る南アフリカが押し気味に進める。

南アフリカは11分、相手陣内でのスクラムで得たPG(ペナルティゴール)をSO(スタンドオフ)マニー・リボックが外し、先制機を逸するも、リボックは直後の14分、PGを今度はきっちりと決め、3点を先制する。

ハイレベルな攻防を支配し始めた南アフリカは、25分に再びリボックがペナルティキックを決め、6-0として試合の主導権を握る。一方、スコットランドは精度の高いキックとラインアウトからのスピーディーなアタックで、しばしば相手インゴールを脅かす場面を作るも、圧力と出足の速度で上を行く南アフリカの牙城を崩せない状況が続く。

それでも前半終了間際、スコットランドは立て続けにスクラムでペナルティを奪うと、ハーフウェイライン付近で得たPGをSOフィン・ラッセルが決め、3点のビハインドで後半へと折り返すことに成功する。

しかし、後半も開始から南アフリカが優勢に試合を進める構図に変化は起こらず、スクラムで盛り返したのを契機にスコットランド陣内へ攻め込む。後半7分に敵陣深い位置からFW(フォワード)が押し込む流れから、最後はFL(フランカー)ピーター ステフ・デュトイがこの試合初トライを決める。

これで勢いに乗ったスプリングボクスは、10分にアドバンテージの出ているなかリボックの長距離キックパスをきれいにキャッチしたWTB(ウィング)カートリー・アレンセが一気にインゴールへ持ち込んでトライを決めると、SH(スクラムハーフ)ファフ・デクラークがコンバージョンを決め、18-3とリードを広げる。

結局、後半からスクラムを修正したことで、死角のなくなった南アフリカは、その後も鉄壁の試合運びでスコットランドに思うようなプレーをさせず、18-3のままノーサイドを迎えた。

ラグビーワールドカップ2023 フランス大会

【ハイライト動画】POOL B 南アフリカvs.スコットランド|前回王者・南アフリカが強さを見せる

J SPORTS編集部

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