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【ハイライト動画あり】ラグビー日本、フィジー戦で「開始7分でレッド」の試練。W杯前国内最終戦。リポビタンDチャレンジカップ2023
ラグビーレポート by 多羅 正崇敵陣左スクラムからWTBナイカブラがスピーディーな突進。
ここで途中出場のCTB中村亮土が相手を的確に排除し、生まれた中央のスペースへ、WTBナイカブラが起き上がりピックでインゴールへ。開始70分27秒で歓喜の1本目が生まれた。
さらに日本は連続トライ。
後半35分にフィジーがハイタックルでイエローカード。約70分振りに人数が同数(14対14)となって、日本は敵陣で7フェーズを重ねた。
セミシ・マシレワ
そして後半36分、日本はゴール前でアドバンテージをもらうと、途中出場のSH流が、3人を飛ばしてWTBセミシ・マシレワへ。フィジー出身の2人の連続トライで、16点差(12-28)に詰めた。
しかし日本は最終盤、パスミスで攻撃権を失うと、フィジーのWTBセレスティノ・ラヴタウマンダが突破。5トライ目を奪われ、日本の国内最終戦は23点差でノーサイドを迎えた。
試合後の会見で、日本のジョセフHCはレッドカードについて「ネガティブに考えていない。カードにフォーカスするのではなく、先に進んでいかなければいけません」と話した。
4年前はSR参戦のサンウルブズが日本の重要な強化基盤となり、W杯前にフィジーにも34-21で勝利した。
しかし日本が20年にサンウルブズを失った一方、フィジーは22年にフィジアン・ドゥルアがSR参戦。サンウルブズ同様の強化手法を採り、今回は4年前に敗れた日本に35-12で快勝した。
日本のジョセフHCも「2019年で成功したのは毎週スーパーラグビーでプレーして、高い強度、スキル、スピードの中で試合を毎週できていたからです。タフな大会があったことは自分たちとしてはよかった」と、あらためてサンウルブズの価値を評価していた。
ただ指揮官は、チームを誇りに思う、とあくまで前を向いていた。
「私が言いたいことは、30度という気温の中、(14人の)選手たちがアタッキングラグビーを見せてくれたこと。長田もカンジ(下川)も素晴らしい仕事をしてくれました」
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