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佐賀工業
ラグビー合宿の聖地、長野・菅平高原で、7月15日(土)~17日(月・祝)の3日間にわたり開催された「第10回全国高校7人制ラグビー大会」。
「春のセンバツ」「冬の花園」と合わせて高校3冠の一つに数えられる男子セブンズNO.1決定戦は、佐賀工業の歴史的な初優勝で幕を閉じた。
今大会の参加校は、昨年優勝の報徳学園(兵庫)を含めた各都道府県の代表全48チーム。
大会1日目は、3チームずつ16組に分かれて予選プールを開催。2日目からは、各組順位別にカップ(各組1位)、プレート(各組2位)、ボウル(各組3位)トーナメントが繰り広げられた。
【大会1日目】茗溪学園がトライ差で東福岡を振り切る!初出場2校(高川学園、関西学院)が1位通過!
1日目の予選プールでは、連覇を狙う報徳学園をはじめ、優勝経験がある桐蔭学園(神奈川)、流経大柏(千葉)などが1位通過。
Cプールでは、天理(奈良)が倉敷(岡山)を2点差で降して1位通過。倉敷は昨年のプレート9位決定戦でも2点差で天理に敗れており、因縁めく展開となった。
そして初出場校では、高川学園(山口)と関西学院(兵庫)が快挙。
春のセンバツに推薦枠で初出場している高川学園は、Gプールで日川(山梨)、光泉カトリック(滋賀)という花園常連を連続撃破。1位で通過した。
そしてMプールでは、関西学院が同じく初出場の川越東(埼玉)、6大会連続出場の城東(徳島)に2連勝。初出場で1位通過という歴史を創った。
激戦区Oプールの勝者は、尾道(広島)、京都工学院という強豪を降した3大会連続出場の開志国際(新潟)となった。
そしてPプールでは、ドラマを超えたドラマが起きた。
主役は茗溪学園(茨城)だ。初戦の相手は、昨年の準優勝校で、大会最多3度の優勝を誇る東福岡だったが、茗溪学園は終了直前に田村優太郎がラック脇の1対1から独走トライ。ゴール成功で、21-21の同点決着に持ち込んだ。
茗溪学園は昨年カップトーナメント2回戦で東福岡に終盤までリードしていたが、逆転トライにより3点差(12-15)に泣いている。雪辱戦の意味合いもあったろう。
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