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ラグビー コラム 2023年6月26日

日本代表、初の準々決勝進出。スタジアムもONE TEAMに! 南アフリカ3度目の頂点。コルビのステップも必見

村上晃一ラグビーコラム by 村上 晃一
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心理的に優位に立ったイングランドはディフェンスでも激しく前に出て圧力をかけ続けた。ニュージーランドのWTBジョージ・ブリッジの「最初から鼻を殴られた」というコメントは的を射ている。最初から全エネルギーを使って戦ったイングランドの見事な勝利。何度でも見る価値のある戦いだ。

決勝戦は南アフリカとイングランドの対戦となった。11月2日、横浜国際総合競技場には、同会場最多の70,103人のファンが詰めかけた。ニュージーランドに快勝したイングランドに勢いがあるかと思われたが、南アフリカは80分間、前に出続ける。イングランドは前半3分でスクラムの大黒柱であるPRカイル・シンクラーが負傷交代。これが痛かった。前半、南アフリカはスクラムで相手の反則を誘うなどFW戦で優位に立つ。SOハンドレ・ポラードの4本のPGで12-6とリードした。

J SPORTS 放送情報

2019年日本大会 決勝イングランド vs. 南アフリカ

後半26、34分のトライは必見だ。特に最後のトライは来季からリーグワンの東京サンゴリアスでプレーするWTBチェスリン・コルビが独特のステップワークでタックラーを翻弄する。横浜イーグルスのSHファフ・デクラークは攻守にわたって大活躍。その後、日本のリーグワンでプレーする選手たちの勇姿を楽しめる試合だ。優勝カップを掲げたのは南アフリカで初の黒人キャプテン、シヤ・コリシ。「南アフリカのために戦った」と多くの人のサポートに感謝し、「人々が一つになればどんなことでも達成できる」と話した。感動的なフィナーレをいま一度かみ締めたい。

文:村上 晃一
村上晃一

村上 晃一

ラグビージャーナリスト。京都府立鴨沂高校→大阪体育大学。現役時代のポジションは、CTB/FB。86年度、西日本学生代表として東西対抗に出場。87年4月ベースボール・マガジン社入社、ラグビーマガジン編集部に勤務。90年6月より97年2月まで同誌編集長。出版局を経て98年6月退社し、フリーランスの編集者、記者として活動。

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